vol.15「遠い記憶」高橋克彦
vol.15で上演した作品を写真で振り返ります。 2作品目は高橋克彦さんの「遠い記憶」。こちらはvol.10が初演でした。 今回、残念ながらけんちゃん(入澤建)が降板することになり、それに伴い代役を立てて予定通りの作品を上演するか、作品自体を変えるか、という判断はかなり難し...
vol.15「ささのは さらさら」重松清
公演が終了したばかりなので、上演した2つの作品を写真で振り返ってみたいと思います。 まずは重松清さんの「ささのは さらさら」。vol.11が初演で、今回は再演です。キャストをすべて変えて、当然演出も変え、まったく違う作品となりました!初演を観たお客さまも、途中まで観たことの...
vol.12「うたかた」
vol.12作品振り返り。今日は「うたかた」です。 この作品は、今回のテーマは植物にしようと決めてから選んだ作品です。作品を選ぶ時は、もともとやりたいと思っている作品をどう組み合わせようかと考える場合と、先にテーマがあって、それに合う作品を選ぶ場合があるのですが、今回は後者...
vol.12「サボテンの花」
改めまして、Mido Labo vol.12「優しい植物」無事終了しました。本当に皆さま、ありがとうございました! 公演というものは終わってしまえばそれまでなのですが、せっかく皆さまとつながることができましたので、それぞれの作品について少し振り返ってみようと思います。...
ここまでのMido Labo
Mido Laboの第1回公演は2015年2月に行なわれました。演目は吉永南央さんの「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの第1話、「紅雲町のお草」。 このシリーズは紅雲町という地方都市で珈琲屋を営む杉浦草という70代の女性が主人公。四季をふんだんに取り入れた瑞々しい文体や、リアル...
「ささのは さらさら」について
いよいよ公演まで1週間となりました。おかげさまでチケットのほうは16日の数枚を残すのみ。本当にありがとうございます。Mido Laboでは経験のないことなので、関係者一同アワアワしていますが、たくさん来ていただいくお客さまに楽しんでいただけるよう、残りの時間をしっかり使って...
「かばん屋の相続」について
お盆休みですね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?東京は今日は少し涼しいのですが、皆さまがいらっしゃるところではどうですか? さて、今日は「かばん屋の相続」を上演作品として選んだ理由などについて、お話ししたいと思います。...
「遠い記憶」について
さて、いよいよ3月になりました! Mido Labo vol.10の稽古は、今週末から本格的に始まります。 その前に。 もう1作、「遠い記憶」についてご案内しますね。 私は2009年に、この作品を読みました。 実際に書かれたのは1987年ですから、今からちょうど30年前とい...
「緋色の記憶」について
さて、顔合わせから10日ほど経ちますが、稽古が始まるまでにはまだ時間があります。 そこで、少し今回の作品についてお話ししたいと思います。 まず「緋色(ひいろ)の記憶」について。 この本は、2007年に読んだものですから、もう10年前ということになりますね。...