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Mido Labo vol.11
「半沢直樹」「小さな巨人」
「思い出ワゴン」「とんび」
池井戸潤・重松清
二大人気作家の小説を
リーディングトリップ・シアターで!
何かを「遺された」時、あなたならどうしますか?
もし、あなたのとても近い人が急に亡くなり、その方が遺したものを関係者と分け合うことになったら、どうしますか?
しかも関係者の中にはいろいろな人がいて、意見が分かれているとしたら…。
人はいつか必ず「遺された者(相続人)」になり、そしてその後「遺す者(被相続人)」になります。その時、「遺された者」はどのように「遺す者」の意思を引き継ぎ、その後の人生を歩いて行ったらいいのか…。
今回のMido Labo vol.11では、誰もがいつかは経験する、いろいろな意味での「相続」をテーマにし、池井戸潤、重松清という二大作家の作品から「遺された者」のそれぞれの選択をお伝えします!
Mido Labo vol.11
リーディングトリップ・シアター
遺す者 遺された者
「かばん屋の相続」池井戸潤 文春文庫「かばん屋の相続」より
「ささのは さらさら」重松清 文春文庫「季節風 夏」より
日時:2017年9月15日(金) ①19:30
16日(土) ②14:00
③18:30
会場:下北沢亭
(東京都世田谷区代沢5-29-9 2F)
料金:3000円(1ドリンク付き)
全席自由
出演:土橋建太 星野恵亮 醍醐二夜 竹内道郎 斉藤厳 金純樹
村上達哉 松井みどり
構成・演出:菊池敏弘
スタッフ:金純樹 金川美咲 百鳥花笑
撮影:一柳道隆
写真撮影:山崎未奈子
フライヤーデザイン:平野秀隆
リーディングトリップ・シアターとは?
リーディングトリップ・シアターとは、具体的なセットを使わず、小説の「地の文」と「セリフ」で物語を立ち上がらせる舞台。本を持って椅子に座って読む「朗読」という形にこだわらず自由に表現することで、小説の世界をお客さまの頭の中に立ち上がらせることを目指しています。
今、朗読やリーディングの公演は数多く上演されています。このような舞台は多かれ少なかれ、お客さまの頭の中で「想像力」を使って物語を立ち上がらせて楽しんでいただくものです。
その中で私たちは「リーディングトリップ・シアター」という言葉を使い、その小説にとってちょうど良い「視覚」「聴覚」情報をお客さまにお伝えし、それをもとにお客さま自身が、頭の中でお話を立ち上げていく、という舞台を作っていきたいと思っています。あくまでも小説の世界を大切にし、それに合せた表現方法をとることが、私たちのポリシーです。
小説を読んでいる時、あまりに面白くて時間を忘れてグイグイ読み進めた経験、ありませんか?リーディングトリップ・シアターでは物語の中に入り込み、あの登場人物は実際にはこんな風にしゃべっていたのではないか…この時の部屋の空気はこんな感じだったのではないか…と、あたかもお客さまがその場にタイムトリップして一緒に観ているような臨場感を感じていただきます。
ナビゲーター(役者)の演技、声に導かれ、リーディングトリップ(小説旅行)を楽しむトリッパー(お客さま)として、ぜひ Mido Labo に参加してください!
魅力的なふたつの作品
今回は、何本もテレビドラマ化された原作を書かれた池井戸潤氏、重松清氏のふたつの作品を取り上げ、それぞれの「遺された者」の新しい旅立ちを丁寧にえがきます。
「かばん屋の相続」は、若き信金マン・太郎の目を通して、松田かばん創業者・松田家の遺産相続の顛末をえがいた作品です。社長が急逝し、遺された兄弟のどちらが会社を継ぐか…という話なのですが、それを信用金庫の社員の目からえがいているところが、やはり池井戸氏らしい部分です。出演者のほとんどが男性で、男同士の駆け引きや競り合い、気持ちの伝え方も見どころです。
「ささのは さらさら」は、病気で父を亡くした高校生のミチコが、母親の再婚を通して成長していく物語。とても繊細な心のやり取りが随所にあり、どの場面も見逃せません。父が大好きだったミチコが母親や母親の再婚相手と接するうち、少しずつ気持ちを変化させていく…その細かな心理表現を、子どもの心理描写を高く評価されている重松氏は、高校生の語り口調で丁寧にえがいています。
タイプの違うふたつの魅力的な作品を通して、「遺す者」「遺された者」双方の気持ちが浮かび上がるような舞台をお楽しみいただきます。
醍醐二夜
村上達哉
星野恵亮
金純樹
松井みどり
斉藤厳
土橋建太
竹内道郎
個性的&表現力豊かなナビゲーター陣
Mido Laboには、毎回個性的、かつ表現力豊かなナビゲーター(役者)陣がそろい、トリッパー(お客さま)がイメージしやすい表現を心掛けています。
あたかもトリッパーの皆さんが、小説の中で主人公と同じ場所で同じ経験をしているような状況を作るため、動きや目線のひとつひとつに気を配って演じます。
しかし、私たちもまだ進化の途中。リーディングトリップ・シアターとしてどんな表現がふさわしいのか、実験しながら進めています。ですのでトリッパーの皆さまには、これから先の私たちの変化もまるごと見守っていただけたら、本当にありがたいです。
常に私たちは、今できる最高の表現をお見せします。ナビゲーターと一緒に、作品世界を体験してください!
前回公演後のお客さまからの声
「目を閉じて聴く楽しさと、目の前で展開していく面白さと、どちらも味わえました!」
「感情、情景、ひとつひとつを透かし彫りにする、ヴェールをとっていく、そんな感覚で時間の中で徐々に引きこまれていく。楽しい時間でした!!ありがとうございました!!」
「こわいけどおもしろい!と思いました!朗読スタイルだととても想像力がかきたてられます。そこがおもしろいです」
「目をつぶって想像したり、耳で声を聴いたりしながらお話が進んでいく。新鮮でした!」
「こういう経験ははじめてです。想像力とのつながりが、楽しかったです」
「両作品とも、想像をかきたてられながら、次第に恐さを感じる作品でした。次回も楽しみにしています。」
<vol.11 ブログ>
リーディングトリップにより小説の世界を旅し、
一瞬で違う場面の目撃者になる…
Mido Labo vol.11
リーディングトリップ・シアター
遺す者 遺された者
「かばん屋の相続」池井戸潤 文春文庫「かばん屋の相続」より
「ささのは さらさら」重松清 文春文庫「季節風 夏」より
日時:2017年9月15日(金) ①19:30
16日(土) ②14:00
③18:30
会場:下北沢亭
(東京都世田谷区代沢5-29-9 2F)
料金:3000円(1ドリンク付き)
全席自由
出演:土橋建太 星野恵亮 醍醐二夜 竹内道郎 斉藤厳 金純樹
村上達哉 松井みどり
構成・演出:菊池敏弘
スタッフ:金純樹 金川美咲 百鳥花笑
撮影:一柳道隆
写真撮影:山崎未奈子
フライヤーデザイン:平野秀隆
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