Mido Labo vol.17
公演は無事終了いたしました。
ありがとうございました!
小説の奥の奥まで味わい切ってみたいあなたへ
あの「四谷怪談」の伊右衛門と岩が、
京極夏彦氏の手により全く異なる人物として造形され
今、舞台上に蘇るー
痛々しいまでの純愛に
あなたの心はきっと震える
朗読劇でも演劇でもない
「リーディングトリップ・シアター」で
本を読む楽しさを舞台で!
■リーディングトリップ・シアターとは?
リーディングトリップ・シアターとは、
具体的なセットを使わず、
小説の「地の文」と「セリフ」で
物語を立ち上がらせる舞台。
本を持って椅子に座って読む
「朗読」という形にこだわらずに
自由に表現することで、
小説の世界をお客さまの頭の中に
立ち上がらせる
「小説劇」を目指しています。
小説を読んでいる時、
あまりに面白くて時間を忘れて
グイグイ読み進めた経験、
ありませんか?
リーディングトリップ・シアターでは、
その時のように物語の中に入り込み、
「あの登場人物は実際には
こんな風にしゃべっていたのではないか…」
「この時の部屋の空気は
こんな感じだったのではないか…」
と、あたかもお客さまが
その場にタイムトリップして、
一緒に現場を観ているような
臨場感を感じていただきます。
具体的には、
そのために有効な聴覚情報と視覚情報を
お客さまにお渡しします。
そしてそれらをお客さまの頭の中で
再構成していただき、
「小説を観る」という「小説劇」として
お楽しみいただきます。
言葉と視覚を使った
知的エンターテインメントを
存分にお楽しみください。
Mido Labo vol.17
リーディングトリップ・シアター
嗤う伊右衛門
原作 京極夏彦
「嗤う伊右衛門」角川文庫より
日程:2022年5月
12日(木) 18:30
13日(金) 13:30 18:30
14日(土) 13:00 18:00
15日(日) 14:00
全6ステージ
場所:ザムザ阿佐谷
東京都杉並区阿佐谷北2丁目12−21 ラピュタビル B1F
料金:
早割 3700円 早割+配信 5000円
*早割は4月11日(月)23時59分まで
通常 4000円 通常+配信 5500円
配信 2500円
*6公演の中でベストの1ステージを公演終了後に編集して配信します
*生配信ではありません
*観劇後のご予約は2000円
*配信視聴期間は5月29日(日)〜6月12日(日)
●全席自由
●チケット販売開始 2022年3月12日(土)
●オンライン視聴のご予約をいただいた方には、詳細をメールでご案内いたします
●オンライン視聴のご予約は、6月12日(日)21:00まで承ります
出演:土橋建太 松井みどり 星野恵亮 佐野陽一(サスペンデッズ) 本多照長((株)シーグリーン) 鈴木幸二 紀那きりこ 一戸康太朗((株)マック・ミック) 陶國貴矢(株式会社エスエスピー) ・ 青山伊津美(演劇集団円)
脚色・演出:菊池敏弘
舞台監督:清水義幸(カフンタ)
照明:赤田智宏(ALOP)
音響:宮﨑裕之(predawn)
スタッフ:高橋えりか
映像撮影:一柳通隆
フライヤーデザイン:平野秀隆
協力:演劇集団円 株式会社エスエスピー (株)シーグリーン サスペンデッズ バイ・ザ・ウェイ (株)マック・ミック
■京極夏彦氏の代表作「嗤う伊右衛門」を劇場で!
京極夏彦氏は「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」
など、その独特の京極ワールドで
多くの読者を惹きつけています。
また最近では2022年3月、
「遠巷説百物語」で
第56回吉川英治賞を受賞されました。
妖怪、鬼、魑魅魍魎…
独自の筆致で、文章からも
文字自体からもイメージがわき出す
魅力的な京極ワールドを、
舞台で体感してみませんか?
今回Mido Laboは
この京極ワールドを、
リーディングトリップ・シアターとして
舞台化します!
もともと本公演は2020年9月に
行う予定でした。
ところがコロナ禍で延期になり、
2021年5月の公演も再延期に。
2度の延期を経て
さらにレベルアップした今回の作品は
京極夏彦氏の代表作のひとつ、
「嗤う伊右衛門」。
京極氏が新解釈で、
あの「四谷怪談」をもとに書いた作品です。
1997年に発表された「嗤う伊右衛門」は、
第25回泉鏡花文学賞を受賞、
第118回直木賞の候補作にもなりました。
2004年には蜷川幸雄監督、
唐沢寿明、小雪主演で
映画化もされています。
この舞台では京極氏らしい文体を生かして
その世界観を伝えつつ、
すべての情報を観る人の頭の中で再構築して
楽しんでいただく「小説劇」として、
新しい舞台表現を目指します。
■不器用な男と女の純粋かつ激烈な愛憎劇
本家の「四谷怪談」では、
伊右衛門は岩を裏切り仕返しをされる
悪い男として書かれていますが、
「嗤う伊右衛門」における伊右衛門は、
生まれてから一度も笑ったことのない
不遇の男となっています。
日々を流されるまま
淡々と生きる伊右衛門は、
彼が住んでいる長屋に出入りする
又市、宅悦の縁で、
民谷又左衛門の娘・岩に
婿入りすることになります。
この岩は、伊右衛門と出会う前に
病で顔が崩れてしまったという
設定になっていますが、
それでもそれを隠すどころか
平気で街を出歩く強い女。
曲がったこと、道理が通らぬことを
激しく嫌う岩を
伊右衛門は愛おしく思うのですが、
上役の伊東喜兵衛、
長屋時代の知己・直助らも加わって、
二人の純粋すぎる愛は、
思いもよらぬ方向へと動き出します。
そして登場人物のそれぞれが、
自分の目線から語りながら進む
この物語。
その幾重もの想いに包まれた
真実を知った時、
衝撃の事実が明らかになります…。
この美しくも切ない長編小説を、
Mido Laboの演出をvol.1から担当し、
その丁寧な脚色に定評のある菊池敏弘が
2時間45分の舞台に仕上げました。(休憩込み)
もちろん舞台でこの作品の
全てをお伝えすることはできません。
しかし菊池脚本はその魅力を
余すところなく表現しています。
原作のある作品を舞台化している
Mido Labo としては、
物語を「三位一体」でご覧いただくことを
ご提案しています。
まずはぜひ舞台をご覧ください。
そしてこの物語の熱量を十分に感じた上で、
原作をお読みください。
最後に全て理解した上で、
もう一度配信動画をご覧ください。
劇場では何気なく見ていたものが
すべてを知った後もう一度見ると
違った意味に見えてきます。
観劇、原作、配信と
どっぷり作品世界に浸っていただきたい…。
そう思って私たちは
全力でこの作品をお届けします。
濃密な2時間45分で
比類なき京極ワールドをお楽しみください。
■個性的&表現力豊かなナビゲーター陣
小説家・森浩美主宰朗読劇「家族草子」に参加し、演劇と朗読の親和性を日々探求してい る。Mido Laboにはvol.6から連続参加中
Mido Labo 主宰。元フジテレビアナウンサー。 現在はナレーター、小説劇コーチとして活動する一方、2008年から芝居や朗読などの舞台にも出演中。
02年円・演劇研究所卒業。05年劇団サスペンデッズ旗揚げ。09年すがぽん流マイム入門。演劇活動を中心に、映像作品への出演、マイム作品の創作も行う。(有)レトル所属。
声優、俳優、自称音楽家。海外ドラマ、映画、アニメ、ディスカバリーチャンネル等の吹替。FM世田谷モーニングライブラリー。音楽活動中。
演劇集団円に所属。舞台を中心に活動。プロダクション等の若手俳優の演技指導や、誰でも参加出来る表現教室「ドラマティクス」を主催している。
キャスト紹介映像はこちらからご覧ください!
Mido Laboには、毎回
個性的、かつ表現力豊かな
キャスト陣がそろい、
お客さまがイメージしやすい
表現を心掛けています。
今回も、個性豊かなキャストがそろいました!
常に新しい出演者を
迎えることが多いのですが、
今回は青山伊津美、本多照長、鈴木幸二、
紀那きりこ、陶國貴矢の5名、
出演者の半分がMido Labo初参加!
経験豊富かつフレッシュな人材が集まり、
作品に彩りと深みを与えてくれます。
またコロナによる2度の延期を乗り越え、
お互いへの信頼が一層強くなりました。
キャスト陣は、小説の中で
お客さまが主人公と同じ場所で
同じ経験をしているかのような
状況を作るため、
動きや視線のひとつひとつに
気を配って演じます。
回を重ねるごとにその精度を高めており、
各自研究に余念がありません。
写真をクリックしていただけると、
役者それぞれのプロフィールやリンク先を
見ることも出来ます。
最高のキャスト陣と一緒に、
ぜひ作品世界を体感してください!
■前回公演後のお客さまからの声
「リーディングトリップ・シアターは
初めて観ましたが、
舞台装置等なくても物語の世界に入り込め、
涙ぐんでしまうほど感動できることに、
自分でも驚いています」
「役者の方々のしぐさや表情だけで、
これほどまでに
物語がいきるんだなというのを
すごく感じました。
観ている私たちが本(小説)の世界に
入ったようで、とても面白かったです」
「自分の想像していた朗読のイメージと
全く違った。
舞台演劇ともまた違う小説劇の世界観に
とても引き込まれました」
「本の中を歩いているような感覚。
とても美しく、とても気持ち良い」
「文字との表現の違いを実感でき、
非常に迫力がある演技でした。
スポットが当てられていない人も
細かい演技や動きをしていて、
本当にここで起こっているのではないかと
思うほど、リアリティがあった」
「本で読むのとはまた異なる感動でした。
久しぶりの涙、ドキドキでした。
ありがとうございました。
次回楽しみにしています」
小説の旅人となり、
リーディングトリップの世界へ
Mido Labo vol.17
リーディングトリップ・シアター
嗤う伊右衛門
原作 京極夏彦
「嗤う伊右衛門」角川文庫より
日程:2022年5月
12日(木) 18:30
13日(金) 13:30 18:30
14日(土) 13:00 18:00
15日(日) 14:00
全6ステージ
場所:ザムザ阿佐谷
東京都杉並区阿佐谷北2丁目12−21 ラピュタビル B1F
料金:
早割 3700円 早割+配信 5000円
*早割は4月11日(月)23時59分まで
通常 4000円 通常+配信 5500円
配信 2500円
*6公演の中でベストの1ステージを公演終了後に編集して配信します
*生配信ではありません
*観劇後のご予約は2000円
*配信視聴期間は5月29日(日)〜6月12日(日)
●全席自由
●チケット販売開始 2022年3月12日(土)
●オンライン視聴のご予約をいただいた方には、詳細をメールでご案内いたします
●オンライン視聴のご予約は、6月12日(日)21:00まで承ります
出演:土橋建太 松井みどり 星野恵亮 佐野陽一(サスペンデッズ) 本多照長((株)シーグリーン) 鈴木幸二 紀那きりこ 一戸康太朗((株)マック・ミック) 陶國貴矢(株式会社エスエスピー) ・ 青山伊津美(演劇集団円)
脚色・演出:菊池敏弘
舞台監督:清水義幸(カフンタ)
照明:赤田智宏(ALOP)
音響:宮﨑裕之(predawn)
スタッフ:高橋えりか
映像撮影:一柳通隆
フライヤーデザイン:平野秀隆
協力:演劇集団円 株式会社エスエスピー (株)シーグリーン サスペンデッズ バイ・ザ・ウェイ (株)マック・ミック