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​最新公演
​Mido Labo vol.12

「優しい植物」

​宮部みゆき・浅田次郎

​誰もが知っているあの作家の作品を
リーディングトリップ・シアターで!

​■植物から見たら人間はどんな風にみえるでしょうか

植物って、とても身近ですよね。特に自分で意識して育てていなくても、日常生活のいろいろなところに植物は息づいています。

生きる場所を選ばず、与えられた場所で淡々と、しかし力強く生きる植物たち。

自ら生育しやすい環境へ移動することはできないけれど、誰にも構われなくても、自分で養分を作りだして生きている植物からしたら、自由に移動でき、他者と関わることで生きている人間は、どんな風に見えるのでしょう?

Mido Labo vol.12では「優しい植物」と題し、そんな植物たちをモチーフにした2作品を選びました。

登場する人間たちを、悠々とした時の流れの中で優しく見守っている植物たち。

その中で人間たちが織りなすドラマを、どうぞお楽しみください。

詳細
Mido Labo vol.11 「遺す者 遺された者」フライヤー
​Mido Labo vol.12
リーディングトリップ・シアター

​優しい植物

「サボテンの花」宮部みゆき 文春文庫「我らが隣人の犯罪」より
「うたかた」浅田次郎  光文社文庫「見知らぬ妻へ」より

日時:2018年3月1日(木) ①14:00 ②19:30
                              2日(金) 
③14:00 ④19:30

                   3日(土) ⑤13:00 ⑥18:30

​     会場:下北沢亭(東京都世田谷区代沢5-29-9 2F)
料金:②④⑤⑥3500円 ①③3200円(平日昼割)

   いずれも1ドリンク付き 全席自由

出演:松井みどり 土橋建太 斉藤厳 竹内道郎 佐野陽一 石上貴子 金純樹 入澤建 菊池敏弘

構成・演出:菊池敏弘 
スタッフ:米本千晴 金川美咲 百鳥花笑 
撮影:一柳道隆 

フライヤーデザイン:平野秀隆

配役のご確認

​■リーディングトリップ・シアターとは?

リートリ

リーディングトリップ・シアターとは、具体的なセットを使わず、小説の「地の文」と「セリフ」で物語を立ち上がらせる舞台。本を持って椅子に座って読む「朗読」という形にこだわらず自由に表現することで、小説の世界をお客さまの頭の中に立ち上がらせることを目指しています。

今、朗読やリーディングの公演は数多く上演されています。このような舞台は多かれ少なかれ、お客さまの頭の中で「想像力」を使って物語を立ち上がらせて楽しんでいただくものです。

その中で私たちは「リーディングトリップ・シアター」という言葉を使い、その小説にとってちょうど良い「視覚」「聴覚」情報をお客さまにお伝えし、それをもとにお客さま自身が、頭の中でお話を立ち上げていく、という舞台を作っていきたいと思っています。あくまでも小説の世界を大切にし、それに合せた表現方法をとることが、私たちのポリシーです。

小説を読んでいる時、あまりに面白くて時間を忘れてグイグイ読み進めた経験、ありませんか?リーディングトリップ・シアターでは物語の中に入り込み、あの登場人物は実際にはこんな風にしゃべっていたのではないか…この時の部屋の空気はこんな感じだったのではないか…と、あたかもお客さまがその場にタイムトリップして一緒に観ているような臨場感を感じていただきます。

ですから知っている話でも、リーディングトリップ・シアターで観ると、また違った感想を持つこともあります。読んでから観るか、観てから読むか。リーディングトリップ・シアターは、どちらでも楽しめます。

皆さんもナビゲーター(役者)の演技、声に導かれ、リーディングトリップ(小説旅行)を楽しむトリッパー(お客さま)として、ぜひ Mido Labo に参加してください!

​■魅力的なふたつの作品

作品

今回は、誰もが一度はその名前を聞いたことのある、ふたりの作家さんの作品を取り上げました。

​まずは宮部みゆき氏の「サボテンの花」。定年を間近に控えた権藤教頭は、6年1組の子供たちが卒業研究として「サボテンの超能力」という課題を選んだことを擁護したとして、他の教師や父母たちとの大騒動に巻き込まれます。大学生の秋山徹とともに子供たちの自主性を守ろうと奮闘する権藤教頭。果たして卒業研究発表会は無事に終わるのでしょうか?

そして浅田次郎氏の「うたかた」。40年近く前に建てられた大型団地に住む、70代の老女が餓死した状態で発見されました。通帳には金も残っているし、子供たちとの関係も申し分ないというのに、満開の桜の中で餓死という最期を選んだ、木暮房子という女性。高度経済成長の時代を生き、子供たちを育て、夫に先立たれた房子が最後まで大切にしていた想いとは、いったいなんだったのでしょう。

 

いずれの作品も植物が重要なモチーフとして描かれています。自分の信じた道を生きる権藤教頭と木暮房子。ふたりとも老境に差しかかった年代ですが、その考え方や行動は、ぜひ若い世代の方にも見届けていただきたい…そんな想いでこの2作品をお届けします!

​■個性的&表現力豊かなナビゲーター陣

出演者

Mido Laboには、毎回個性的、かつ表現力豊かなナビゲーター(役者)陣がそろい、トリッパー(お客さま)がイメージしやすい表現を心掛けています。

あたかもトリッパーの皆さんが、小説の中で主人公と同じ場所で同じ経験をしているかのような状況を作るため、動きや目線のひとつひとつに気を配って演じます。

今回は新たな試みとして、ひとつの作品につき一部キャストを入れ替え、2つのバージョンを作ってみました。どうしてもこの人が演じるこの役も見てみたい!という役があったので、Mido Laboでは初めての試みになりますが、変則的な配役になりました。もちろん、すべての役者がすべての回に出演します。配役は下記でご確認ください。

​私たちは常に、今できる最高の表現をお見せします。ナビゲーターと一緒に、作品世界を体験してください!

​■配役

配役

  team PINK

(3/1昼 3/2夜 3/3昼)

サボテンの花

権藤教頭……斉藤厳

秋山徹………佐野陽一

稲川信一……土橋建太

山本直美……松井みどり

石田昭………菊池敏弘

宮崎教師……入澤建

女性教師……石上貴子

父兄…………金純樹

 

うたかた

木暮房子……石上貴子

夫……………土橋建太

木暮秀樹……斉藤厳

木暮美智子…松井みどり

係長…………竹内道郎

刑事…………金純樹

秋田…………入澤建

看護師………佐野陽一

孫娘…………松井みどり

  team GREEN

(3/1夜 3/2昼、3/3夜)

サボテンの花

権藤教頭……斉藤厳

秋山徹………入澤建

稲川信一……土橋建太

山本直美……松井みどり

石田昭………菊池敏弘

宮崎教師……佐野陽一

女性教師……石上貴子

父兄…………金純樹

 

うたかた

木暮房子……松井みどり

夫……………土橋建太

木暮秀樹……斉藤厳

木暮美智子…石上貴子

係長…………竹内道郎

刑事…………佐野陽一

 

秋田…………入澤建

看護師………金純樹

孫娘…………松井みどり

3/1  14:00 PINK     19:30 GREEN

3/2  14:00 GREEN  19:30 PINK

3/3  13:00 PINK     18:30 GREEN

​■前回公演後のお客さまからの声

お客さまの声

<vol.11 ブログ>

「小説の世界に完全にトリップして観ていました。脳内で情景をこれほどまでに想像できるのかとビックリしました。感動です!」

 

「2作品ともにこの時間でとても楽しめる様にまとまっていて驚きました。時間と相反して作品に重みがあり、見応えがありました。余計なセットがない分、役者さんやセリフに集中でき、頭の中で世界が広がり、とても良かったです」

「リーディングドラッグを食べたようです。本の世界へ旅をして、帰ってこれなくなりました。トリップしたままです」

「臨場感あふれる舞台で、映像が浮かんできました。出演者の方との距離が近く、迫力がありました。舞台と客席がひとつになった感じがありました」

 

「みなさんの迫真の演技で単に読書するよりもずっと感情移入できて、1冊読みきった気分になりました。私の場合は時々目を閉じて聴いていてもその世界が広がる感じがしました」

 

「リーディングトリップ・シアター。初めて観させていただきましたが、その名の通り旅させていただけ、本当に感動でした」

詳細2

小説の旅人となり、

リーディングトリップの世界へ

​Mido Labo vol.12
リーディングトリップ・シアター

​優しい植物

「サボテンの花」宮部みゆき 文春文庫「我らが隣人の犯罪」より
「うたかた」浅田次郎  光文社文庫「見知らぬ妻へ」より

日時:2018年3月1日(木) ①14:00 ②19:30
                              2日(金) 
③14:00 ④19:30

                   3日(土) ⑤13:00 ⑥18:30

会場:下北沢亭(東京都世田谷区代沢5-29-9 2F)
料金:②④⑤⑥3500円 ①③3200円(平日昼割)

   いずれも1ドリンク付き 全席自由

出演:松井みどり 土橋建太 斉藤厳 竹内道郎 佐野陽一 石上貴子 金純樹 入澤建 菊池敏弘

構成・演出:菊池敏弘 
スタッフ:米本千晴 金川美咲 百鳥花笑 
撮影:一柳道隆 

フライヤーデザイン:平野秀隆
 

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