Mido Labo vol.16
公演中止のお知らせ
いつもMido Laboを応援してくださり、本当にありがとうございます。
4月1日から開催を予定しておりましたMido Labo vol.16「マイライフ」ですが、大変残念ですが、新型コロナウイルス感染防止のため中止いたします。
私たちの公演は幸か不幸かとても小規模なので、政府が考える「大規模イベント」には当たらないと考え、できるだけの対策を取って公演を行おうと考えておりました。
しかし皆さんご存知と思いますが、この数日で状況が大きく変わりました。25日の小池都知事の会見、26日の特措法に基づく対策本部設置や、東京都の感染者数がさらに増えていること、また無症状のサイレントキャリアが無意識に感染を広げているという現状などを考え合わせると、規模の大小に関わらず、この状況で公演を開催するのは難しいという判断に至りました。
こんな状況にもかかわらずご予約いただいた皆さまには、どれだけ感謝しても足りません。本当にありがとうございました。しかしそんな大切なお客さまを危険に晒すかもしれない状況で、やはり公演はできません。
予告編をご覧いただけるところまで作り上げてきた作品を皆さんにお見せできないのは、私たちとしても本当に残念です。しかしどうぞ、私たちの判断をご理解いただきたいと思います。
今年は、秋ごろにもう一度公演ができればと思っております。その時には、ぜひ皆さまに面白い作品をご覧いただきたいと思っておりますので、今後ともMido Laboをどうぞよろしくお願いいたします。
Mido Labo主宰 松井みどり
「獬 xie(シエ)」浅田次郎
「姫椿」文春文庫より
「夜警」米澤 穂信
「満願」新潮文庫より
■今回のテーマは「それぞれの人生」
今回のテーマは「それぞれの人生」。
人は長く生きていると、自分が望むと望まないとに関わらず、いろいろなものを背負うことになります。
宿命として生まれた時から背負っているもの、仕事をする上で背負うことになったもの…さまざまな種類のものがありますし、それをどうとらえているかも様々です。
どんなに足掻いても、生きている以上そこから抜け出すことはできない…そんな大きなものを背負った人間が生きる様を、2つの作品でご覧いただきます。
心の中での静かな葛藤。そこから本人たちが選ぶ「マイライフ」を、ぜひ見届けて下さい。き
Mido Labo vol.16
リーディングトリップ・シアター
マイ ライフ
「獬 xie(シエ)」 浅田次郎
「姫椿」文春文庫より
「夜警」 米澤穂信
「満願」新潮社文庫より
日程:2020年4月
1日(水)①14:00 ②19:30
2日(木)③14:00 ④19:30
3日(金)⑤14:00 ⑥19:30
4日(土)⑦13:00 ⑧18:00
5日(日)⑨15:00
場所:Geki地下リバティ
東京都世田谷区北沢2-11-3 イサミヤビルB1F
京王井の頭線・小田急線 下北沢駅 東口より徒歩2分
料金:通常料金3800円 全席自由
チケット販売開始は2月1日(土)
早割☆2月29日(土)23時59分までにご予約いただいたお客さまは300円引き
出演:松井みどり 土橋建太 竹内道郎 一戸康太郎 大橋達哉 小林和也 丹羽希恵 入澤建 中西南央(劇団ひまわり) 菊池敏弘
*出演予定だった本多照長に代わり、小林和也が出演いたします
構成・演出:菊池敏弘
照明:赤田智宏(ALOP)
音響:前田マサヒロ
スタッフ:高橋えりか
映像撮影:一柳通隆
フライヤーデザイン:平野秀隆
協力:バイ・ザ・ウェイ ぷろだくしょん☆A組 劇団ひまわり
企画協力:文藝春秋 新潮社
■リーディングトリップ・シアターとは?
リーディングトリップ・シアターとは、具体的なセットを使わず、小説の「地の文」と「セリフ」で物語を立ち上がらせる舞台。本を持って椅子に座って読む「朗読」という形にこだわらず自由に表現することで、小説の世界をお客さまの頭の中に立ち上がらせる「小説劇」を目指しています。
小説を読んでいる時、あまりに面白くて時間を忘れてグイグイ読み進めた経験、ありませんか?
リーディングトリップ・シアターでは、その時のように物語の中に入り込み、あの登場人物は実際にはこんな風にしゃべっていたのではないか…この時の部屋の空気はこんな感じだったのではないか…と、あたかもお客さまがその場にタイムトリップして一緒に現場を観ているような臨場感を感じていただきます。
ですから知っている話でも、リーディングトリップ・シアターで観ると、また違った感想を持つこともあります。読んでから観るか、観てから読むか。リーディングトリップ・シアターは、どちらでも楽しめます。
皆さんもナビゲーター(役者)の芝居や声に導かれ、リーディングトリップ(小説旅行)を楽しむトリッパー(お客さま)として、ぜひ Mido Labo に参加してください!
■珠玉のファンタジー&ミステリー
今回はテイストの異なる2つの作品をご用意しました。
まずは浅田次郎さんの「獬 xie(シエ)」。
飼い猫のリンを亡くした鈴子は、その葬儀の日に不思議なペットショップを見つけます。店主の老人から獬(シエ)という動物を貰ってきた鈴子は、自分が住んでいるマンションで飼い始めます。リンが生きていた時と同じように、獬に自分の人生や現在の状況を語りかける鈴子に起こることとは…。
鈴子の不器用な生き方に、誰かを重ねてご覧になる方もいるかもしれません。伝説の生き物・獬(シエ)は鈴子にどんな影響を与え、鈴子はどう生きていくことを選択するのでしょう。ファンタジーをベースに、幸せとは何かを考えさせられるお話です。
もう1作品は、米澤穂信さんの「夜警」。
この作品は、実は前回公演で上演するはずだったのですが、メインキャストの降板により順延となっていました。楽しみにしてくださっていた皆さま、お待たせしました!
緑1交番に配属された新人警官・川藤浩志が殉職。ある複雑な想いで彼を見ていた交番長である柳岡は、川藤の死には報道とは異なる事情があったのではないかと考えるようになります――。ひとつの事件の真相を通して、柳岡という男の生き様を感じていただければと思います。
テイストの違うストーリーですが、主人公2人のそれぞれの人生、その生き方と選択をご覧ください!
■個性的&表現力豊かなナビゲーター陣
Mido Labo 主宰。元フジテレビアナウンサー。 現在はナレーター、話し方講師として活動する一方、2008年から芝居や朗読などの舞台にも出演。
小説家・森浩美主宰朗読劇「家族草子」に参加し、演劇と朗読の親和性を日々探求してい る。Mido Laboにはvol.6から連続参加中
ギタリスト、シンガー。 さまざまなジャンルのライブや、セッションを数多くこなす一方、ライブバーw.jazオーナー、役者など多方面で活躍中。
声優、俳優、自称音楽家。海外ドラマ、映画、アニメ、ディスカバリーチャンネル等の吹替。FM世田谷モーニングライブラリー。音楽活動中。
生年月日:1969年3月30日 出身地:東京 声優のはしくれです(苦笑) 舞台は久々です(汗) MIDO LABO初参加 よろしくお願いします!
劇団うりんこ付属演劇研究所を卒業し、上京。 東京にて様々な舞台に出演、現在は企業系VPやCMなどでも活動中。 [主な出演歴] ナイスコンプレックスN24『キミが読む物語』(あうるすぽっと) ラフカット公演『ラフカット2017』(全労済ホールスペースゼロ)
北海道出身。身長147cm。ダンサー、役者として札幌にて活動。後に上京し、現在は舞台を中心にフリーランスとして活動中。
Mido Laboにはvol.5から出演。 朗読劇で役者をやりながら、アカペラグループ「TakeOverTone」にて音楽活動も行なっている。
東京都出身。劇団ひまわり所属。主な出演作はシアターコクーン『民衆の敵』、『俺のスカート、どこ行った?』(NTV)など。ナレーションほか声の仕事でも活躍中。
20代30代は小劇場を中心に役者として活動し、40代に入ってTV、CMなど映像方面へも進出。Mido Laboでは全作品の脚色・演出を担当。
Mido Laboには、毎回個性的、かつ表現力豊かなナビゲーター(役者)陣がそろい、トリッパー(お客さま)がイメージしやすい表現を心掛けています。今回も、個性豊かな役者がそろいました!
常に新しい出演者を迎えることが多いのですが、今回も小林和也、丹羽希恵というフレッシュな顔ぶれが追加され、作品に彩りと深みを添えてくれています。
ナビゲーター陣は、小説の中でトリッパーの皆さんが、主人公と同じ場所で同じ経験をしているかのような状況を作るため、動きや目線のひとつひとつに気を配って演じます。回を重ねるごとにその精度を高まっており、各自研究に余念がありません。
写真をクリックしていただけると、役者それぞれのプロフィールを見ることも出来ます。最高のナビゲーター陣と一緒に、ぜひ作品世界を体感してください!
■前回公演後のお客さまからの声
「リーディングトリップ・シアターは初めて観ましたが、舞台装置等なくても物語の世界に入り込め、涙ぐんでしまうほど感動できることに、自分でも驚いています」
「役者の方々のしぐさや表情だけで、これほどまでに物語がいきるんだなというのをすごく感じました。観ている私たちが本(小説)の世界に入ったようで、とても面白かったです」
「自分の想像していた朗読のイメージと全く違った。舞台演劇ともまた違う小説劇の世界観にとても引き込まれました」
「小説は普段それほど読まないので、観るたびに『読みたい』と思わされます」
「本の中を歩いているような感覚。とても美しく、とても気持ち良い」
「本を誰かに読んでもらうことがもうない年齢で聞くのが、とても新鮮でした。また感情をここまで入れて自分で読まないので、より感動できたと思います」
「文字との表現の違いを実感でき、非常に迫力がある演技でした。スポットが当てられていない人も細かい演技や動きをしていて、本当にここで起こっているのではないかと思うほど、リアリティがあった」
「本で読むのとはまた異なる感動でした。久しぶりの涙、ドキドキでした。ありがとうございました。次回楽しみにしています」
小説の旅人となり、
リーディングトリップの世界へ
Mido Labo vol.16
リーディングトリップ・シアター
マイ ライフ
「獬 xie(シエ)」 浅田次郎
「姫椿」文春文庫より
「夜警」 米澤穂信
「満願」新潮社文庫より
日程:2020年4月
1日(水)①14:00 ②19:30
2日(木)③14:00 ④19:30
3日(金)⑤14:00 ⑥19:30
4日(土)⑦13:00 ⑧18:00
5日(日)⑨15:00
場所:Geki地下リバティ
東京都世田谷区北沢2-11-3 イサミヤビルB1F
京王井の頭線・小田急線 下北沢駅 東口より徒歩2分
料金:通常料金3800円 全席自由
チケット販売開始は2月1日(土)
早割☆2月29日(土)23時59分までにご予約いただいたお客さまは300円引き
出演:松井みどり 土橋建太 竹内道郎 一戸康太郎 大橋達哉 小林和也 丹羽希恵 入澤建 中西南央(劇団ひまわり) 菊池敏弘
*出演予定だった本多照長に代わり、小林和也が出演いたします
構成・演出:菊池敏弘
照明:赤田智宏(ALOP)
音響:前田マサヒロ
スタッフ:高橋えりか
映像撮影:一柳通隆
フライヤーデザイン:平野秀隆
協力:バイ・ザ・ウェイ ぷろだくしょん☆A組 劇団ひまわり
企画協力:文藝春秋 新潮社