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ついに集中稽古スタート!舞台監督さん登場!



ついに!ついに集中稽古に突入しました!もうずーっと、それこそ2020年から稽古をツキイチ、ツキニとやってきましたが、ここからはほぼ毎日稽古。


ここまでようやく…という気持ちと、もう2週間しかない!という気持ちが両方出てきます。


そして早速、舞台監督の清水義幸さんが稽古に来てくださいました!

清水さんは以前演出がご一緒したことがある方で、いつかはぜひ一緒に仕事がしたい…と思っていた方です。その方にお任せできるなんて、本当にありがたいです!


とても穏やかで、しかも仕事が速く正確。相談をするとどんなことでも前向きに考えてくださり、何とか具体化する方法を一緒に考えてくださいます。

その清水さんの指揮の元、この日の稽古はまず舞台面を正確に作ることから。


私たちも教えてもらった寸法からだいたいの舞台面を想定して稽古をしてきましたが、いよいよちゃんとした舞台の大きさを把握できます。


柱の位置や幕の後ろの状況なども説明してもらいながら、舞台の状況を理解することができました。

そして稽古スタート。この日はここまであまり稽古できていなかったところを、抜いて稽古しました。


舞台づくりというのは面白いもので、役者さんが上手くなる…役に馴染んでいくと、それまでは気にならなかったことが気になってくる、ということがよくあります。全体的にレベルアップしている、ということなんでしょうね。この日もそういうところを確認していきました。


リーディングトリップ・シアターでは原作の世界観をどうやって舞台上に表現するか、ということにこだわっています。本を持つ人もいますが、持たない人もいます。持たない場合は普通の芝居のように動くわけですが、あまりにリアル過ぎると全体にフィットしないこともあります。


どこをどこまでリアルに動くか…そこが私たちのチョイスするところ。この日はそのような調整をずっと行いました。

例えばセリフを言う時に、前後の状況によってどうしても言いにくい…自分の生理に合わない、どうも不自然だ、ということがあります。


お芝居というのは自分の言葉ではなく、人が書いた言葉を発話するので、そのセリフを言いたくなる体を作らなければなりません。それを見つけるのは俳優の仕事なのですが、どうしても言いにくい…という時は演出に相談します。


そして演出のイメージ、このシーンで伝えたいこととすり合わせ、シーンを作っていきます。リーディングトリップ・シアターでは、必ずしも原作通りに表現することがお客さまのイメージにうまくフィットしない場合もあります。それは文字で書かれた小説を舞台上に立体化する時には、多かれ少なかれいつも起こること。

その微妙なバランスを取りながら作品を作り上げていきます。これからは毎日その作業を行えます。この日も集中した良い稽古ができました。


ということで、稽古があるごとに更新してきたこのブログですが、ここからは毎日になるので更新が追い付かなくなります。リアルな情報はTwitterやFBページ、インスタなどにあげていきますので、お使いになっているSNSでMido Laboをフォローしてくださると嬉しいです。


いよいよあと2週間!ここからさらに面白くしてきます!




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