前半の流れが見えた!本稽古⑭
この日の稽古では、前半を流れに沿ってひと通り通すことができました。 ここまではシーンごとに稽古しているので、シーンとシーンのつながりがなかなかイメージできなかったりするのですが、ざっくりとですが全容が見えてきました。 「嗤う伊右衛門」は、章ごとに登場人物の名前がつけられてい...
初の一日稽古・本稽古⑬
この日は初めての一日稽古でした。消毒、換気にはもちろん十分に気を遣い、人数もなるべく多く集まらないようスケジュールを組みながら行っています。 今までは和室での稽古だったのですが、この日は洋室。 舞台の出はけする場所を確認しながらの稽古になりました。...
やっちまったなぁ!本稽古⑫
さて、この日の稽古はやや微妙な雰囲気で始まりました…。 みんな心の中で「あれ?あれ?」と思っている、不思議な雰囲気。それでも稽古は進んでいきます。 宅悦(本多昭長)と又市(佐野陽一)のシーン。 ここは何度も稽古しているシーンですが、見え方を最後までチェック。どんな位置に役者...
その後の伊右衛門と岩・本稽古⑪
この日の稽古は前日の続き。 伊右衛門と岩のシーンです。 夫婦だけのシーンはここだけなんですが、これがまた…なかなか普通の夫婦のような雰囲気になりません。そこをうまく表現したい…。 言葉が上滑りしてお客さまに飛ばないという課題のシーン。なんとかお客さまをこのシーンに巻き込むた...
想いがうまく伝わらない二人・本稽古⑩
この日の稽古は、8回めの稽古で時間切れになった、つっちー(土橋建太)演じる民谷伊右衛門と、私(松井みどり)演じる民谷岩とのシーン。 夫婦のやり取りなのですが、この二人は普通の夫婦ではありません。 伊右衛門は民谷家に婿養子として入り、家督を継ぎました。...
演じる核となるもの・本稽古⑨
この日はこの人、ホッシー(星野恵亮)演じる直助が中心となるシーンを稽古しました。 直助は宅悦の博奕仲間で、又市とも知り合い。ある事件をきっかけに遁走し行方知れずになりますが、決着をつけるため舞い戻ります。 泥臭く、ひたすらにおのれの的を狙う男。ホッシーが熱く演じてくれていま...
朗読と芝居の間・本稽古⑧
この日の稽古では、今まであまりやってこなかった前半の中盤あたりを詰めました。 このシーンはつっちー(土橋建太)演じる民谷伊右衛門と、私(松井みどり)演じる民谷岩が中心となるシーン。最初の大きな動きが落ち着いた後にどうなったか…というような、つなぎのシーンです。...
地の文に気持ちを乗せる・本稽古⑦
さて、この日の稽古は前半のラストのあたりのシーンでした。 民谷梅役のキナコ(紀那きりこ)と伊東喜兵衛役のスズコー(鈴木幸二)。この二人の関係性が、この場面の大きな柱となります。 ここで地の文を読むのはキナコ。前回は、自分の中に問いかけるような、言い聞かせるような読みでしたが...
又市と宅悦登場!本稽古⑥
本稽古6回目。この稽古から、各場面を細かく作り込んでいくことになります。 最初に全体をあたったのは、演出(菊池敏弘)が実際に役者が動くところを見て、役者のアイディアを聞き、演出のイメージを膨らませることが目的。 ここからはそれを経て、実際により細かく場面を組み立てていくこと...
衣装合わせ vol.17本稽古⑤
今回は稽古のメインは衣装合わせでした。やはり時代物は衣装が大切。でもMido Laboでは、完璧にその役に衣装を合わせる、ということはしません。 物理的にちょんまげを結ったり日本髪を結ったりすることができない、ということもありますが、そこまでしなくてもちゃんと皆さんに登場人...