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衣装合わせ vol.17本稽古⑤


今回は稽古のメインは衣装合わせでした。やはり時代物は衣装が大切。でもMido Laboでは、完璧にその役に衣装を合わせる、ということはしません。


物理的にちょんまげを結ったり日本髪を結ったりすることができない、ということもありますが、そこまでしなくてもちゃんと皆さんに登場人物をイメージしていただけると信じているからです。


というか、私たちはそこに不思議さを感じさせないよう、その役をしっかり演じる必要があるのですが。

いつもより早めの衣装合わせとなったのは、とにかく使える衣装を持ち寄って貸し借りをしてもらい、最終的に用意できない衣装をはっきりさせるためです。


そういう衣装は、どうにかしないといけません。すぐに調達できないこともあるので、早めに行ったということです。役柄によっては、普通の着物じゃない場合もあり…これが難しいところです。しかしどの役の衣装がないのかがはっきりしたので、これからそちらの衣装調達も稽古と同時進行で行っていきます。

タカヤくん(陶國貴矢)に着付けをするスズコー(鈴木幸二)。憧れの人に着せてもらうのは、どんな気持ちなんでしょうね!なんだか微笑ましい二人です。

この日は舞台監督のブッチー(桐渕隆信)が稽古に来て、舞台の説明をしてくれました。


ブッチーは20年以上前に、演出(菊池敏弘)と一緒に芝居をやっていた仲間。当時は役者もしていたそうです。今回、Mido Laboとしては初めての舞台監督をお願いするにあたり、演出の古くからの知り合いであり、なおかつ和物の舞台を多く手掛けているブッチーにお願いすることにしました。


この写真だとちょっと怪しい雰囲気もありますが(^^;;とても熱心に関わってくれ、早速にいろいろなアイディアも出してくれています。とても心強いです!

時間が少しあったので、通常の稽古も少しですが行うことができました!


以前の稽古であたれなかったスズコーと私(松井みどり)が登場するシーン。読み手はキナコ(紀那きりこ)です。


シーン全体のイメージと動きを共有しました。まだまだ、面白くなりそうです。

そして、ここもやってなかったコウちゃん(一戸康太朗)とサノヨー(佐野陽一)のシーン。


コウちゃんは二役をやってくれるのですが、ずいぶん違う役回りなので、そのあたりの演じ分けが難しいところ。でも研究熱心なので、いつもこちらのイメージに合うものを探し出して来てくれます。

この日は途中までですが、最後の大切なシーンも少しやってみました。


だんだん、あたっていないシーンが少なくなってきています。次回の稽古からは、できるシーンから作り込んでいく作業になります。さぁ、ここからどこまで行けるか、本当に楽しみです。


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