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vol.17本稽古④


さて、本稽古4回めとなりました。この日は物語の後半部分の稽古です。


やはり後半はいろいろな流れが、一気に激しく動きます。とにかく一度動いてみて、うまく行くところ、行かないところを見つけ、今後の稽古に役立てます。

私(松井みどり)、サノヨー(佐野陽一)、ホンちゃん(本多照長)のシーン。終盤の大きなうねりの最初の部分です。

最終的にはホッシー(星野恵亮)も登場。互いの動きを整理している状態です。


演出(菊池敏弘)のイメージと役者のイメージのすり合わせ。これがとても大切です。同じシーンを場所や話す方向を変えて何度もチェックします。

そしてこの物語の、ある意味一番のクライマックスシーンへ。ここをどんな風に表現するかが、この物語の大きなポイント。出演者総出でいろいろな案を出していきます。


まずはつっちー(土橋建太)、サノヨー、キナコ(紀那きりこ)の3人。どうしたら位置関係がしっくりくるかを検証中。トライアンドエラーでより面白い方向、しっくりくる方向を探します。

さらにスズコー(鈴木幸二)が加わり、話がどんどんスピーディーに展開していきます。


このあたりからのシーンは人が一度に多く出演するため、その配置と登場、はけの流れの整理だけで大変。さらに動きとしても難しいところなので、入念にチェックします。


このシーンは最後まで行きませんでしたが、やはり実際に動いてみると、できることできないことがはっきりわかり、課題が明確になりますね。続きは次回、ということになりました。

この日、どうしてもやりたかったのは、このシーン。タカヤくん(陶國貴矢)の登場シーンです。


実は彼は本稽古に入る直前に出演が決まったため、本読みなしでいきなり立ちということになりました。

直接、同じシーンに出演するサノヨーと自主的に打ち合わせをし、積極的に稽古に参加してくれました。


ここまで稽古を見てきて、役者陣が自分でひと通り動きや読みを考えてくる、ということがわかっていたため、彼も自分なりのイメージを見せてくれました。これから、それをどう肉付けしていくかということになります。

予定よりはやや遅れ気味ですが、ここまでとても良い稽古ができています。


それぞれが実際に他の出演者と合わせてみて感じたことをさらに整理し、次の稽古につなげます。本当に、稽古が楽しみです!


さて、お得な早割は4/19(月)の23時59分までです。こういう状況ではありますが、ザムザ阿佐ヶ谷という、この作品にぴったりな劇場でできればご覧いただけると嬉しいです。もちろん配信もありますので、ご検討ください!よろしくお願いいたします。


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