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伊右衛門プロジェクト5



皆さん、こんにちは。かなり寒くなってきましたね。

コロナの状況も先が読めず、なんとなく落ち着かない日々が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか?


さて、先月稽古ができなかった分(^^;;今月は2回稽古をすることになりまして、先日行われました。やはり和物ということで、最近はすっかり和室での稽古となっています。



今まで他の本番があって稽古に出られなかった顔もそろい、全員ではありませんが、この日もたくさんの出演者が集まりました。


もちろん、まだセリフを入れるところまでは行きませんが、すでに立ちげいこを行なっています。



なかなかすべての参加者の写真を撮ることはできないのですが、写真からも白熱した稽古の雰囲気を感じていただけると思います。


今の段階では、シーンごとに出演者の位置や動きを仮決めし、演出が思う動きをした時に、実際どう見えるのかを確認しています。


演出の頭の中にあるイメージと役者のイメージを突き合わせ、どうしたらさらに面白くなるかを探っている、という感じです。



Mido Laboでは、リーディングトリップシアターと銘打って、私たちがお見せする視覚情報と、お客さまの頭の中で想像したイメージを組み合わせ、観てくださる方それぞれの物語をご覧いただきたいと思っています。


そのため、普通の芝居のように役者同士が向き合って、リアルに言葉をやり取りするだけではなく、お客さまが頭の中でイメージしやすいよう、あえて役者をリアルではない方向に向けて会話をさせることがあります。


その時、初めてこの話を観るお客さまが混乱し過ぎないかを検証しながら、どういう位置で、どんな風に動き、発話したらいいのかを、ワンシーンずつ確認していくのです。



この作業はいいアイディアがでてこないと、とてつもなく時間がかかってしまうのですが、Mido Laboの真骨頂ともいえる部分ですので、じっくり進めています。


役者陣も、それぞれ自分の役について毎回深めてきてくれ、いろいろなアイディアを出してくれるので、演出も、とても参考になっていると話していました。



もしかしたら、思っている以上に早く、通してみることができるかもしれません。それぞれのシーンのつながりを見て、もう一度個々のシーンを当たる、という贅沢な稽古ができそうです。


年内に、もう一度稽古がありそうです。それで大体すべてのシーンを当たれそうなので、年明け早々にはもしかしたら通しなんてことが…あるかもしれません。


伊右衛門プロジェクト、順調に進んでいます!年内には皆さまに開催日時をお知らせできるよう、鋭意調整中ですので、もうしばらくお待ちください!

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