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今年の活動について


皆さま、すっかりご無沙汰してしまいました。お元気でいらっしゃいますか?コロナ禍も大変ですが、豪雨被害も甚大ですね。被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。


さて、私たちは4月公演を延期してから、9月公演に向けていろいろ準備を進めて参りましたが、考えた末に9月公演も来年に延期し、今年は公演活動を行わないことにしました。


もちろん今は自粛期間ではないので、やってやれないことはないのですが、私たちはやらない決断をしました。どちらを選ぶにしても、リスクが伴う厳しい決断でしたが、たくさんのお客さまに安心して観ていただけるタイミングで行いたいということで、このような結論になりました。ご理解いただけましたら嬉しいです。


しかし、ただ延期しただけではありません。新たなプロジェクトも始動します。


実は9月公演では、京極夏彦さんの「嗤う伊右衛門」を上演する予定でした。Mido Labo初の長編小説の上演。しかも時代物です。いつも何かにチャレンジしてきたMido Laboですが、このチャレンジはその中でもかなり大きなものになります。


そこでキャストの皆さんのご協力の下、「2021伊右衛門プロジェクト」を始動することにしました。来年の上演を目指して、定期的に集まって読み合わせ、稽古、作品解釈などを続け、より面白い作品を皆さまにご覧いただこう、という趣旨です。それくらい時間をかけてじっくり取り組んでいきます。


来年の予定はまだ読み切れないところがあるので、もしかしたら参加してくれるキャストの方が出演できなくなる可能性もあります。それでも、皆さん快く参加の意思表示をしてくれました。


今月末には顔合わせがあり、プロジェクトがいよいよ始動します。定期的なミーティングの様子はこちらのブログでご案内していきますので、どうぞご覧ください。


4月公演で上演するはずだった「シエ」「夜警」も、来年に延期ですので、2021年のMido Labo公演の作品は決定しました!時期が決まりましたらすぐにご案内いたします。どうぞ皆さま、今後ともMido Laboの応援を、よろしくお願いいたします!そしてお元気でお過ごしください!


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