ラストまで動きがつきました！
皆さん、こんにちは！急に暑くなりましたね。体調を崩しがちな時期ですが、お元気でお過ごしでしょうか？ さて、Mido Laboの稽古は順調に進んでいます。先週は3日間の稽古がありました。 まず「夜警」の3回目。この日は中盤から終盤にかけての動きをつけました。今回はかなり奥行きのある舞台なので、そこも意識しながら動きを考えていきます。全体の3分の2くらいまでいきました。
続いて「ささのは さらさら」の稽古3回め。
こちらは再演なので、まずは前回と同じ動きを覚えてもらい、それから今回用に変更する、という方法をとっています。
ということで、少し余裕があるので、この日はMido Laboのワークショップで必ずやっている「イメージワーク」をやってもらいました。
リーディングトリップ・シアターでは、舞台に椅子しかない状態で、様々な情景を作り上げます。地の文、セリフなどの言葉や、体の動きももちろん大切ですが、何よりも役者自身がその場にいる意識を強く持つことが、とても大事です。 そのため「イメージワーク」では、マイムに頼ることなくそこにいる意識を感じるだけで、とにかくその場に居続けてもらいます。たとえば…ここは海。砂浜に座ったままでしばらくいてください…というような指示が出ます。そこで、スマホをいじるマイムなどせずに、自然に呼吸し、風を感じ、海を見つめるだけで、見る人に違和感を感じさせないことができるのです。
これ、不思議なんですが、見ているとその人がどう思っているのか、ちゃんとわかるのです！そして、ちゃんと自分が意図したように見えているのかをチェックすることも大切です。自分はそう思っていないのにそう見える、ということもあるので、自分が思ったとおりのイメージがお客さまに伝わっているかもチェックポイントです。
そんなことをやりつつ、しっかりラストまで動きをつけました！こちらのチームは、次回最初から最後まで通します！
そして「夜警」の稽古4回め。前回の最後の方をもう一度返して、それから先へ進みました。
「夜警」はMido Laboでは今までやってこなかった、かなりハードボイルドな作品。なので、そこをどう見せるかは演出の腕の見せどころです。
とはいえ、まずは役者さんたちに動いてみてもらわないと、なかなかイメージが湧かない…ということもありまして、まずは自由に動いてもらいます。
それから演出が動きを整理して、全体を構成していくのですが…ワンシーン、とても難しいところがありまして、ここをどう構成できるか…時間をかけていろいろやってみました。
しかし、この日は結論は出ず。まぁ、まだ時間はあるので保留にして先に進みましたが、毎回こういうシーンはあるものです。今回はどんな風になるのか、楽しみにしていただきたいと思います。
そして、こちらもその後は順調に進み、ほぼほぼラストまで動きをつけることができました。次回の稽古ではラストまでいってから、恐らく荒通しまでいけるのではないでしょうか？
両チームとも、とても順調な滑り出しです。今週半ばには、いよいよ8月に突入！このままでいくと、過去最速で仕上がるかもしれません！どうぞお楽しみに(^^)
