vol.14無事終了しました！
Mido Labo vol.14「サファイア」無事終了しました！
まずはご来場いただいたお客さま、本当にありがとうございました！
今回は湊かなえさんの作品ということで、人間の心の奥底にある黒い気持ちをがっつり見せつけられました。
しかし最後には主人公の心は救われるので、湊作品としてはマイルドな方かもしれません。
お客さまの受け止め方は様々で、どうしても主人公に感情移入できないという方もいらっしゃいましたが、逆にのめりこんで号泣したという方もいらっしゃるという、両極端のご意見ご感想をいただきました。
しかしどういう感想であれ、やはり皆さん、湊さんの原作の力は感じてくださったようで、原作を読みたくなったという、嬉しい声をたくさんいただきました。
また、「サファイア」「ガーネット」という続き物の2作品を選んだことも良かったと言ってくださる方が多かったです。
ひとりの主人公の人生を前編、後編として観ていただくことができたので、より深いところまで掘り下げることができたんだと思います。
作中には、こんな人たちや…
こんな人たちも登場！
重い話の中で、とても有効に使われていたと思います。
いつもながら照明、音響には助けられました！
最初、この作品はあまり照明は必要ないのではないかと思っていたのですが、実際やってみるとそんなことは全くなく、照明の力で実現したことがたくさんありました。
また音響も細かい指示があり、合わせるのが大変でしたが、非常に効果的なタイミングで入っていたと思います。
演出も、評価してくださる方が多かったです。
例えば、リーディングトリップ・シアターでは、会話をする時の視線の向きをとても繊細に演出しています。
顔を見合わせて話すのか…
ずらした状態で話すのか。
シーンによって細かく指定していました。
皆さんの頭の中で再構成する時、ちょうどいい視覚情報になったようです。
また個性的な配役が良かったという方も多かったです。
今回は8名の出演者がいましたが、その誰もがぴったりと役にはまり、役を生きてくれました。
そしてお客さまが「まさにリーディングトリップしました！」というように、「リーディングトリップ・シアター」という言葉を使ってくださったのが、本当に嬉しいです！
朗読、朗読劇、リーディング…どれもしっくりしないなぁと思いながら考えた言葉が、だんだん皆さんの中に浸透していくようで…さらに面白い舞台をお見せしたいなぁと、終わったばかりですが、もう考えています(^^;;
今日お見せしたのはゲネや場当たりの時の写真でしたが、これから舞台写真も随時お見せしていきます。
舞台裏など、これからまだしばらく公演を振り返っていきますので、よろしければお付き合いください。
ひとまず終了のご報告まで。
本当に、ありがとうございました！
