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図書館公演、終了!


Mido Labo初の外部公演、板橋区立志村図書館での図書館公演が無事に終了しました!

A−STEPの皆さん、ヴィアックスさん、志村図書館さん、そしてご来場いただいたお客さま、本当にありがとうございました!

今回のお話をいただいて、私(松井みどり)は最初、無理かなぁと思ったんです。

Mido Laboは小さいながらも劇場で公演してきました。なので照明が使えないところでは、難しいのではないかと。

また、キャパシティがMido Laboのサイズよりだいぶ大きいので、この世界観が伝わるのかな、というのも躊躇した理由でした。

しかし演出(菊池敏弘)が「いや、できる!稽古場で普通に見ていても面白いんだから大丈夫」と言うので、その言葉を信じてやってみることにしました。

もちろん普通の劇場とは違いますから、微調整は必要でした。

どう演出したらいいのか悩むところもありましたが、100名ほどのお客さまが身じろぎせずに聴いてくださり、終わった後には涙してくださっているのを見て、ああ、伝わったんだな…と心から感激しました。

いつも通り、キャスト陣には助けられました!

コメックス(米千晴)とキンくん(金純樹)は初顔合わせ。

特に初めてキャストとして参加してくれたコメックスは、短い稽古期間の中で、独特のコメックス係長を作り上げてくれました。

キンくんは2度目ですが、私とのセットは初めて。前回とはまた違う語りで、作品をしっかり支えてくれました。

そしてA−STEPさんの2人、コウちゃん(一戸康太郎)とターキー(石上貴子)は、2人とも子役で少しだけの参加にも関わらず、稽古に全日参加してくれて、ありがたかったです。

ターキーは2度目。動きがブラッシュアップされ、さらに可愛い美智子を演じてくれました。この焼き芋を食べながら紙芝居を見るシーン、いいでしょう?

コウちゃんは初参加でしたが、積極的に役作りをしてくれました。こちらの無茶振りにもきっちり応えてくれ、とても可愛い秀樹でした!

演出は、まさに演出しながら出演だったので、なかなか役者モードに切り替えることができず、大変だったと思います。本番では、威厳のある昭和のお父さんを演じてくれました。

私はとにかく前回よりも、より房子さんの人生が体に落ちたのを感じました。もちろんまだまだですが、わかっているのと、体にはいっているのとはやはり違うんですね。個人的に、とても収穫の多い公演でした。

A−STEPさんの舞台も、リハだけでしたが少し拝見することができて、表現の奥深さについて考えました。

私たちとは違う形ですが、物語を一言一句、作者の思いを込めて伝えようとしている姿を拝見し、伝える基本はここにあるなぁと、改めて思いました。

おかげさまでお客さまの反応もとても良く、アンケートもたくさん書いてくださったそうなので、またご紹介できればと思います。

別の図書館で朗読会をやろうと思っているが、とても参考になりましたと言ってくださった司書の方や、ボロボロ泣きながら「良かったです…」という一言を残して帰っていかれたお客さまを見て、ほんとうにありがたいと心から思いました。

この後の打ち上げは、2時間飲み放題!盛り上がりましたよ〜!

楽しすぎて写真を撮るのをすっかり忘れましたが(^^;;

とても貴重な経験をさせていただきました。皆さま、本当にありがとうございました!

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