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図書館公演・稽古3


vol.14の稽古と並行して続いている図書館公演の稽古は、前回に続きこの人から。

キンくん(金純樹)、刑事役のために髪を切ってきました!

キリッとしたイケメンだわねー。

やっぱり昭和感はどこかにあるんだけど…(^^;;

稽古前にこのカッコ+雪駄でオーディションを受け、見事合格!

おめでとう!

この日の稽古は、前回の初通しを踏まえての、演出(菊池敏弘)のダメ出しから。

といっても、バーッとダメを言っていくのではなく、実際にそのシーンを修正しながら進めました。

まずはコメックス(米千晴)とキンくんのシーンから。

このシーンは冒頭で、地の文はひとつもなく、完全に芝居で進みます。でも、これは演出ではなく、実際に浅田次郎さんの本にそう書いてあるのです。

だから台本は持ちません。

演出からは、動きとセリフのリンクについて細かい指示が出ました。

続いては、コウちゃん(一戸康太郎)がどうやったら子供に見えるか問題(^^)

コウちゃんは演出の菊池の子供・秀樹役なのですが、立派な体格で、しかも演出より背が高いため、お父さんと子どもになかなか見えません。

でも、子供っぽい動きをすれば、もう少し子供に見えるのでは…ということで、いろいろやってみました。ものすごくがんばってくれてます!

そのチャレンジ中のコウちゃんを見つめるターキー(石上貴子)。

優しく見守る母のようでした(^^)

そのターキーが撮ってくれた、コウちゃんのチャレンジを激写中の私(松井みどり)。

そう言えば撮ってるところを撮られるって、なかなかありませんでした。新鮮~。

家族のシーンでは、私が地の文を読んでいる間に家族がしていたと思われる会話を、即興でやってみました。

無駄な動きをなくして効果的に動けるよう、動きを整理しました。かなり見やすくなりましたよ!

そして休憩の後、通しへ。

自分で修正したところを確認しながら進めます。

私は72歳の房子役なので、この姿勢がデフォルトです。

今どきの72歳はこんな感じじゃないのはよくわかっていますが、若い(相対的にです)私がやる場合は、少し脚色しないとその年齢に見えません。

これから房子さんの年に近づいていくにつれ、普通のままできるようになるんでしょうけどね。

右のコメックスの緊張感のある背中!

iPadで音楽を出してもらっているので、これがなかなか操作しづらいのですよ。タイミングをはずさないよう、最新の注意を払ってくれています。

ラストの方。

今回の図書館公演は、図書館の施設で行うため、普段Mido Laboがやっているような照明は使えません。暗転して場面転換することができないので、そこは演出が少し変わっています。

そのため、本当の最後の最後にキンくんがどうやって本を閉じるかも、いろいろお試し中!

みんなで意見を出し合って、より面白く観ていただけるものを目指しています。

というところで、2回目の通しは無事終了!

さて、5回しかない稽古の3回目が終わりました。1週間後の2月24日、いよいよ本番です!

稽古はあと2回。ここからは毎回2回通すことになっています。

形はすでにできています。あとはどこまで各自が詰めていけるか。最後までチャレンジします!

詳細はこちらから!ご予約は板橋区立志村図書館(03-5994-3021)へ、直接お電話下さい!

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