稽古10
ちょーっと、見てくださいよ、コレッ!!
ターキー(石上貴子)が、稽古前にみんなにプレゼントしてくれたバレンタインチョコです。
この手のものが苦手な方、ごめんなさい。私は好きなので嬉しかった!なんて精巧にできてるんでしょ~。
ただ食べるのは…わかってるけどふにょっとしそうで、かわいそうで…しばらく飾っておきます。ありがとう、ターキー!
さて、稽古前はけんちゃん(入澤建)が活躍してくれました!
今回も舞台の形をヒモでとって稽古の時に使っているのですが、ざっくり作ってしまった?ために、ズレがあるんですよね。
けんちゃんは、それを詳細に測りなおしてくれました!照明も、音響も、舞台監督も、出演もできる男!…ん?
ありがとう~、けんちゃん。
稽古ではまず、ターキーと私(松井みどり)のシーンをやりました。
ここもはっきり場所決めをしてなかったんですよね。ふたりで話すシーンを、どうやったら効果的に見せられるのか、いつも通りいろいろ試してみました。
しかしこの日はなかなか演出(菊池敏弘)のピンとくる方法が見つかりません。
このシーンに出演していないキャスト陣も必死になって糸口を探しますが…重苦しい沈黙が流れます。
気分転換も兼ねて、休憩することに。
キャスト陣は和気あいあいと話していたのですが…
演出はひとり、考え続けておりました。
舞台演出を考える中で、いつも必ず「ここはどうしたらいいんだ…」というシーンはあるのですが、今回はそれが複数ヶ所あり、なおかつ打開策がなかなか見つからない…。
演出の苦悩が続きます。
だいたいの案は出尽くしたところで、もう一度演出が持ち帰って検討することに。
一応仮決めはできましたが、ここは「サファイア」のとても重要なシーンなので、さらにチャレンジを続けます。
そしてもうひとつ、なかなか場所取りや動きがうまくいかない、ゆいちゃん(神崎ゆい)、はなえちゃん(百鳥花笑)との3人のシーン。
前回、一応仮決めはしましたが、「これがベスト!」というところまではいかなかったシーンです。
こちらのシーンもキャスト陣総出で、何か打開策はないか考えます。
演出には明確なイメージがあるのですが、それをどうしたらリーディングトリップ・シアターとして舞台上に表わしたらいいのか、試行錯誤。
いろんな案を出してくれていたつっちー(土橋建太)とけんちゃんが、私、ゆいちゃんと代わってくれ、私たちも外から客観的に見ることができました。
なるほど、こう見えてるわけね…う~む。どうしたらいいんだろう?
もう演出も入っちゃったりして、どうにかならないか、本当にいろいろなパターンを試しました。
しかし、このシーンも「これだっ!」というところまではいかず。
ここも演出の宿題になりました。宿題、多いな~(^^;;
毎回必ずある、生みの苦しみ。ここをみんなで乗り越えて、必ず皆さんに楽しんでもらえるものをお見せします!