稽古8
この日の稽古前、40代男子3人が何をしているかというと…つっちー(土橋建太)が持ってきたハンドクリーム談義!
写真の左下に写っている缶のハンドクリーム。つっちーのこだわりのハンドクリームで、塗ってもべたつきがないのだとか。
熱い思いを語ります。
「お、ベタベタしない!」
「なじむね~」
などなど、ホッシー(星野恵亮)も演出(菊池敏弘)も、楽しそうに塗ってました。見かけに寄らず、女子力高い3人です(^^;;
さて稽古ですが、この日は「サファイア」の冒頭から、丁寧に作っていきました。
まずは私(松井みどり)の語り口調、地の文を語っている時は何歳なのか…という、根本的な問題から。
私の考えていたことがちょっと違っていたので、修正しました。基本、過去を振り返るというスタンスなので、過去と現在の行き来をスムーズに、効果的にやることが、今後の私の課題です。
そしてホッシー。冒頭のシーンのホッシーは、演出のイメージとぴったりだったようで、最初から「いいね~」と言われていました。
そして、私とつっちーのシーン。ここは前にこのシーンをやった時は、つっちーがいなかったので、ほとんど初めて。
ここで、演出が問題を提起しました。
今までMido Laboでは、前芝居と言われる、2人が互いに目の前に相手がいるとして、前を向いて芝居をする方式を多用してきました。
それは、話し手の表情をはっきりみせることで、映像のアップの効果を狙い、お客さまに臨場感を感じていただくためです。
ところが、今回はMido Laboでは過去、扱ったことのないシーンがしばらく続くため、その前芝居があまり効果的ではないのではないか、と演出が言うのです。
なるほど…確かにそうかもしれない。
ということで、みんなでいろいろ意見を出し合い、何度か動きを試してみました。
もう冒頭からしばらくは、この2人で作るシーンの連続なので、なんとか面白く観ていただきたい…。
その一心で、同じシーンを何度もくり返しました。
なかなか苦戦したのですが、ホッシーとつっちーの良いアイディアが要所要所で出て、とりあえず「お、いいね~」という演出の声が聞こえるまでになりました。
まだ仮決めも多いのですが、方向は見えてきた気がします!
そして、もうちょっと進んだシーン。ここは人がたくさん出てくるシーンになりました。
知らなかったはなえちゃん(百鳥花笑)は「あー、面白いですね!」と言って参加してくれてました。
評価が高かったのがホッシーがやった、けんちゃん(入澤建)の代役。けんちゃんも相当良かったのですが、また違うキャラを見せてくれて、みんな大爆笑でした!
今週からはグッと稽古数が増加!あと1週間で荒通しができるよう、作っていきます(^^)