top of page

稽古7


やっとつっちー(土橋建太)が、本格的に稽古に参加しました!

体調不良で予定より合流が遅れましたが、今日からはほぼ全ての稽古に出てくれることになってます。

つっちーは演出方法にもいろいろ意見を言ってくれるので、演出(菊池敏弘)も頼りにしてますよ~。

さて、この日はまず、舞台を簡単に再現できるよう、ヒモで舞台の形を取りました。作ってもらった図面をもとに、ヒモで舞台を再現していきます。

こういう時には繊細なけんちゃん(入澤建)が大活躍!図面にははっきり書かれていない長さを計算して、きっちりと測りながら位置を決めていきます。

もう、総出です(^^;;

何回かこの作業をやって大切だと思うのは、どこからヒモを張りはじめるかを決めることと、角々になるところを下手、上手などで色分けすること。

これがないと、感覚的にどこからどう張りはじめるのかがわかりにくいので、必ず色の違うテープを用意しています。細かいですが(^^;;

さて、この日は「ガーネット」の、ラストへと続く最終盤から稽古がスタートしました。

早引けするけんちゃんの部分を、まず最初に。

はなえちゃん(百鳥花笑)の服が、最近は役にグッと寄っていて素敵!ターキー(池上貴子)は代役です。

けんちゃんと私(松井みどり)との位置関係を、何度も変えて試してみました。

時間を少しオーバーしてしまいましたが、最終的には「いいね!」というところに落ち着いたので、良かった!

続いて、ラストシーンをあれこれ、いろいろとやってみました。

ここの演出が、この日の稽古のキモでした!

原作に書かれている形態、お客さまに感じてほしいことなどを確認し、そこからどういう方法がベストなのか、探っていきます。

結局、ディスカッションだけで30分以上時間を使ったと思います。それぞれの本の読み方、それを表現するのに適していると思われる方法を、かなりじっくり話し合いました。

稽古中、なかなかこういう時間を取ることができません。時間がないですし、演出がすべてを決めるタイプの団体なら、そもそもこんなことしないでしょう。

Mido Laboは集まってくれた人たち全てのこれまでの経験を活かして舞台を作っていくので、こういう時間を大切にしています。

とても贅沢なことだなぁと思います。

いや~いろんな意見が出て、面白かった!時間はかかりましたが、出演者の意思統一もできましたし、みんなでひとつのものを作り上げる醍醐味を感じました。

写真には撮れていませんでしたが、いろいろ試してやってみたシーンを動画で撮っていてくれたターキーが、まさかの涙!

まだ作ってる途中なのに、そんなに感動してくれて…なんて感受性が豊かなんだ!「わたし、やばい~」と言いながら、翌日早朝から仕事のターキーは帰っていきました…。

このシーンは保留。みんなから出してもらった意見を元に、演出が次回までにまとめてくることになりました。

さて、ついに「ガーネット」のラストまで行ったので、また「サファイア」の最初、物語の冒頭に戻りました。

時間がなくてこのシーンはあまり稽古できませんでしたが、ホッシー(星野恵亮)が役の動きを面白く考えてきてくれて、演出は満足してました。

そしてつっちー。最初にこのシーンをあたった時とは椅子の数、位置などが変わっているため、ほぼほぼ作り直しのようになっていますが、いつも通りたくさん選択肢を出してくれました。

皆さん、どんどん自分でアイディアを出して進めてくれるので、本当にありがたいです。

さぁ、まずまず予定通りに稽古は進んでいます。

が、スタートはここから。ざっくりつけた動きや芝居を、少しずつ形にしていく作業が続きます。

ご予約、3/21(木祝)の昼が一番人気です。早割は2/20まで!お早めのご予約を、お待ちしております(^^)

​過去の公演
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page