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稽古5


さて、この日もいつものメンバーで稽古スタート(^^;;

しかし、相変わらず順調に進んでいます。

この日は演出(菊池敏弘)がいつもより遅れて稽古に参加だったため、自主練習から始まりました。

けんちゃん(入澤建)がやりたいと言った、前回保留になった私(松井みどり)とのシーンをいろいろなやり方で返し、見てくれているホッシー(星野恵亮)とはなえちゃん(百鳥花笑)に意見を言ってもらうというやり方。

考える姿がふたり、似てる…。

なんか似てる…(^^;;こんなところもリンクしてたのか…このふたりで作ってるシーン、多いですからね。

で、いろいろやっているうちに演出が到着し、冒頭の写真のシーンになり、そのまま稽古に突入しました。

小説の地の文を使ったお芝居が、リーディングトリップ・シアター。なので、セリフとセリフの間に地の文が入った時、セリフを言っている役者にとってはリアルじゃない時間が生まれてしまいます。

そこが面白いところなのですが、役者としては、そのリアルじゃない間を、ただ次のセリフを待っているだけの時間にはしたくない…。

そこを自分で埋めなきゃいけないわけです。

けんちゃんがなかなか埋められない時間をどうしたら成立するか、みんなで考えます。

気持ちだけで持たせられるシーンでもなかったので、結果としては、動きを足すことになりました。それによって、けんちゃんがいる場所も変化する…時空も空間も越えるリーディングトリップ・シアターの醍醐味ですね。

続いては、この3人のシーン。あ、けんちゃんは代役です(^^;;

前回の稽古で、はなえちゃんがなかなか役のイメージをとらえることができなかったのですが、「この人参考になるんじゃない?」という役者や有名人をみんなで持ち寄りました。

それにより、はなえちゃんのイメージがかなりクリアに!

演出から「こうやってみて」と言われて、どんどん変わっていくはなえちゃん。それを見ていたホッシーが「素直に変われてうらやましい…」と言っていました(^^)

だいぶ演出のイメージに近づいてきたようなので、これをベースにどんなはなえちゃんが見られるか、楽しみにしていてください!

休憩時間にはけんちゃんが、今回の舞台に臨んでの自分のテーマを話してました。

常に自分なりのテーマを持って稽古に臨むって、いいですね~。

やっぱりいつも自分を向上させたい…と思うことって、本当に大切だと思います。それがないと、この創作の世界って厳しいんじゃないかな。

いろいろな現場に行き、いろいろな経験を積む。そういう積み重ねでしか手に入れられないものって、確かにあると思います。

それぞれが違った場所で積んでいる経験をうまく使って作れたら、面白いなぁ。

いや~若いけんちゃん、はなえちゃんを見ていると、こりゃ~負けられん!と刺激を受けます!これもホント、ありがたいところです。

この日は、なんと「ガーネット」の4分の1くらいを通しました!恐ろしく速い進み方…演出の頭の中にあるシーンは、ほとんど一度あたることができました。

あとは、演出も悩んでいるシーンを残すのみ。それはちょっと保留にして、次回の稽古ではここまでをしっかり振り返る予定です!

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