天城越え 9
皆さん、この人がコメックス(米本千晴)です。
Mido Laboでは、ある時はスタッフ、ある時は出演者として活躍してくれています。
今回は出演者としてがんばってもらっているのですが、先日から、コメックスの役の動きをみんなで考えています。
夜の稽古だったので、若いダンサーさんのように、窓ガラスを鏡がわりにして稽古。
果ては、演出(菊池敏弘)、つっちー(土橋建太)、ニヤさん(醍醐二夜)、私(松井みどり)も含めて、みんなでその動きをやってみました。
体重の傾きと体の動きを連動させるのが、なかなか難しい!最後の方では、これじゃない?という動きができてきました!
しかしコメックス、みんなに愛されてます(*^^*)
そして、先日自主稽古でつけたニヤさんの動きを確認。
ニヤさんも動画を見て研究してきてくれましたが、改めてどういう意味の動きなのか、演出から説明がありました。
試しにこのシーンを通してみましたが、結構な長さなので、まずはニヤさんに整理してきてもらうことに。
バラバラの動きは理解できても、そこにひとつ意思というか、気持ちが通っていないと自然に見えないんですよね。
でも、さすがニヤさんの色香が十分に感じられる、素敵なシーンになってきましたよ!
それから中盤の前半、やはり自主練の時に確認した動きを通してみました。
試しにやってみたこともありましたが、思っていた通りのイメージで、とても面白いシーンになってきました。
背中で芝居をするゲンゲン(斉藤厳)が素敵!
一番重要、かつ心配だったシーンですが、かなり見えてきました。
部分通しの後は、つっちーとニヤさん、ゲンゲンとコメックスで分科会のように打ち合わせ。
こうやって、役者自らが高いレベルを目指して打ち合わせてくれるのは、嬉しいことです。
作品ごとに分かれての天城越えの稽古は、いよいよあと1回!面白くなってきています!