人でなしの恋 4
この日の稽古も、台本の直しから。 いつもよりも多いですね。イメージしていたのと実際読んでもらったものとの差が、思ったよりあったということです。 リーディングトリップ・シアターは、とにかく話の世界観を伝えることが一番ですから、違和感なく受け入れてもらえるサイズにしなければなりません。 これからも、まだ変更はありそうです。
そして、前回の返し。中盤を作っていたのですが、台本が変更されたこともあり、長めに返しました。 いくつかの動きを試してもらい、丁寧に作っていきます。やってみないとわからないこと、多いんですよね。動きも、AさんがやるのとBさんがやるのでは違います。どうしたら内容がより良く伝わるかに加えて、本役の人にどの動きがフィットするか、という選択もありです。
いつもながら研究熱心なターキー(石上貴子)。 早速ネットで稽古用の足袋を購入してました。留め金で留める形ではなく、靴下のように伸びる素材で作られていることにびっくり!
サノヨー(佐野陽一)から借りた浴衣で稽古を続けるゲンゲン(斉藤厳)。 以前、芝居をしていた時には浴衣で稽古をしていたはずなのに、それから一度も着なかったため、前回は帯の締め方を教えてもらってましたが(^^;;この日は余裕で着ていました。
この日はさらに稽古が進み、いよいよ終盤へ!ここからが演じていても楽しいところです。演出もいろいろアイディアを持ち込んできたので、試してみました。 おお〜、なるほど!という演出もあり、見ている役者から「怖い〜」という声があがりました。 ちょっとした工夫でグッとイメージをかきたてられる演出もあり、稽古していて楽しかった!
さて、いよいよ終盤へ!この作品の一番の魅せ場へと入っていきます。
予定よりは少し遅れますが、あと2回の稽古でラストまで当たれそうな目処が立ちました。ここからの稽古がさらに楽しみです!