vol.12アンケート集計
公演が終わって、あっという間に1週間です。仕事も普通に始まり、まさに日常が戻って来ました。
が、まだまだvol.12の事務作業中です(^^;;ようやく、皆さまに書いていただいたアンケートの集計が出来ました!
以下、いくつかのご感想をご紹介させていただきます。
「まさにリーディングトリップ、小説の中にグイグイと引き込まれる感覚を味わえた。サボテンは動、うたかたは静、違った演出のメリハリも前後半でそれぞれ堪能できてとても良かった。」
「狭い舞台空間かつ朗読劇というスタイルであるのに、自分の中に舞台の情景が浮かんでくることに驚きました。」
「舞台セットがなくても、あるいはないからこそ創られる物語の世界がとてもおもしろかったです。それぞれ原作を知りませんでしたが、ぜひ原著でも読んでみたいと思いました。」
「舞台と客席がバリアフリーな感じがまたまた良かったです。演者さんが舞台からはみ出して来るのがおもしろい」
「ドラマや映画と違って、小説をそのまま『観た』感じがして、新鮮でした。」
「この朗読劇の世界、観ている私たちが想像力をふくらまし、いっしょに世界を作っていける。素敵です。」
「とても素敵な旅が出来ました!力のある良い役者さんに導かれ、心地良い空間を堪能させて頂きました。心から、ありがとうございました。」
「具体的なセットとかはないのに場面や情景が見え、異空間に行った感じでした。とっても不思議~!!小説の世界に連れて行ってもらえて心を動かされました。」
ご意見、ご感想をお寄せくださった皆さま、本当にありがとうございました!皆さんの言葉ひとつひとつが、私たちの宝物です。
また印象に残ったシーンでは、「サボテンの花」ではトリックを説明したシーンや権藤教頭の「私だってサボテンだ」のセリフ、子ども3人組の動きやラストシーンなどを挙げてくださった方が多かったです。
「うたかた」では夫が房子を迎えに来るシーン、「幸せって目に見えるのね」という房子のセリフ、場面転換の時の台本の受け渡しのシーンを挙げてくださった方が多かったです。
意外と多かったのが、「サボテン」で権藤教頭と徹がお酒を飲むシーン!最初の方に少しあるだけなんですが、「一緒に飲みたくなった」「最後はビンから飲んでた!」「酒への愛が感じられた」など、お酒好きの方には(?)楽しんでいただけるシーンだったようです。
アンケート回収率は58.2%と、6割ほどのお客さまが書いてくださいました。本当にありがとうございました!こういう舞台ではとても高い数字だと思います。
「とても面白かった!」「面白かった」と答えてくださった方はなんと98.5%!嬉しいです!そして今回のスタイルが面白かったと思っている方も、同じく98.5%!もちろんアンケートに答えてくださった方のみの数字になりますが、観てくださった方の多くにご満足いただけたことは、本当に嬉しいです。
一方で、「サボテンの花で台本を手にしているのがものすごく気になりました。なくてもよいのでは?」「セリフにかかる音楽が大きくて、言葉がききづらい箇所があった」「一度座ってしまうと飲み物を取りに行きづらかった」などのご意見もいただきました。
皆さまのご意見は真摯に受け止め、改善が必要なところには早速対処していきます。また私たちが目指している舞台について、さらにいろいろな方法で知っていただく努力もしなければいけないなと思いました。貴重なご意見、本当にありがとうございました。
アンケートをまとめながら、皆さんの心からの言葉に、時折目頭が熱くなりました。それぞれの言葉を胸に刻んで、さらに楽しんでいただけるものを作っていこうと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!