vol.12稽古⑯
この日の稽古は「サボテンの花」。
前回の稽古から、ひとつの作品を1回の稽古でやることになったので、準備はしやすくなりました。
風邪気味のつっちー(土橋建太)とゲンゲン(斉藤厳)。
世の中では風邪やインフルエンザが流行っていますが、今のところ、この二人が流行の先端にいます(^^;;
まぁ、この時期で良かった。復調してきているので、問題はないでしょう。
さて、稽古はteam PINKから。冒頭のシーンを細かく作りました。こちらの宮崎教師はけんちゃん(入澤建)。
このあたりは結構、固まってきました。あとは小道具の使い方ですね。こちらは来週(^^;;
そして、team GREEN。けんちゃんの動きを確認したサノヨー(佐野陽一)が宮崎教師を初めてやりました。
私(松井みどり)は一緒に出ているのでわからないのですが、演出(菊池敏弘)もけんちゃんも、ずっとクスクス笑ってるんですよね。
後で聞いたら、立ってるだけで面白い！ということでした。映像、見たい！
別のシーンのteam GREEN。
ここはゲンゲンの権藤教頭と、けんちゃんの秋山徹とのシーン。年の離れた友人、という感じをどうしたら出せるかがけんちゃんの課題。いろいろ試しているようです。
同じシーンのteam PINK。サノヨーが秋山徹役です。
この二人と演出の3人は、20年ほど前に同じ劇団でお芝居をしていました。
こんなシーンが20年後にあるなんて、その頃は思いもしなかったでしょうね…なんて、しんみりするヒマ、ありません！
演出がこんな風にやって、といってやってもらったら、それがあまりに面白くてみんな大爆笑！
いや〜さすがサノヨー。いろんなものを持ち込んでくれます。
この後、さらにもう１章進んだところで、この日の稽古は終了。
途中、キンくん(金純樹)がひと言も発しないまま大爆笑を取ったり、年配組が体をはってるシーンを若手組が失笑しながら見ていたり、というシーンなどありまして(^^;;稽古としては、演出が予定したところまで無事に進みました。
「サボテン」はまずまず順調です。次回の稽古は「うたかた」。途中のシーンで悩みに悩んだ演出は、その後、解決策を見出せたのでしょうか？
