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vol.12稽古⑮


この日の稽古には、いよいよこの人が登場!

サノヨー(佐野陽一)!

先週まで自身の所属するサスペンデッズという劇団の本番があったので、今日から本格的に稽古に参加します。それにしても「おせん」、面白かったなぁ。うちのメンバーはほとんど全員観に行きました。

そのサノヨーが初めて「読んで伝える」ことに挑戦します!

まずは演出(菊池敏弘)からこの日の稽古の進め方の説明がありました。

この日から、稽古は「サボテンの花」「うたかた」のどちらかをやることになりました。両方、と思っていても、結局どちらかを3時間、どちらかを1時間弱、という配分になってしまうことが多いので、だったら分けた方が集中できるんじゃないか、ということに。

この日は「うたかた」の日。前回の稽古で少し見えてきた「うたかた」ですが、まずは前回できなかったターキー(石上貴子)バージョンでラストシーンの稽古をしました。

観る人がぐっと引き込まれるような雰囲気がありました。この段階でこの雰囲気なので、まだまだブラッシュアップされると思います。

ターキーは自主的な動きの稽古を欠かしません。普段は動かない朗読劇をしているので、意識していろいろなことを試してくれています。

読み手のキンくん(金純樹)もこのシーンはだいぶ雰囲気をつかんできたようです。工夫をしているのがよく分かります。

夫役のつっちー(土橋建太)はちょっと風邪気味。「あまり僕に近付かないで下さい」と言っていましたが、早めに対応しているので大丈夫でしょう。

そして、いよいよteam GREENとteam PINKに分かれての稽古です。まずはPINKから。

最初の方に戻って、丁寧におさらいをしていきます。正直、まだざっくりとしか動きを作っていないので、体に入っていないんですよね。思い出しながら、丁寧に動きを追っていきます。

このシーンでは房子役のターキーの動きが少し変わりました。

そしてteam GREEN。同じようなシーンなのですが、やはり雰囲気が違いますね。

初めて稽古に参加したサノヨー。当たり前ですが、同じ刑事役のキンくんとは全然違うんですよねー。あれ?この話、こんなに面白い話だったかしら?と思うくらい。私(松井みどり)は何回か噴き出しそうになりました(^^;;

演出も、キンくんとは演出を変えようと思ったようで、こちらもどうなっていくのか楽しみです。

さて、その次のシーンに稽古が進んだ時です。演出が「うーん」と唸り始めました。

どうも、演出が表現したいことをどうしたら表現できるのか、思いつかなくなってしまったようです。こういうことは、たまにあります。いつもはみんなで意見を出し合って作っているのですが、今回は誰も「これは?」という提案ができません。

演出が考えたことを何パターンもやってみて、一応これかな…というところにたどり着いたところで、この日の稽古は終了。

演出としては、思ったように稽古が進まず困ったな…という感じだったようですが、今までもそんなことは何度もあったので、たぶん大丈夫でしょう(^^)

何よりサノヨーが参加してくれて、また作品の雰囲気がガラッと変わりそうです。がっつり体を使ったお芝居をしているサノヨーが、動けない、という制約の中でどんなものを見せてくれるのか、楽しみです。

時間は徐々に少なくなってきていますが、まだまだ!ここからです!

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