vol.12稽古⑨
昨日の東京は記録的な雪!夜の稽古だったので心配はしていたのですが、予報どおりに降る雪に絶句…。
各自のスケジュールがあるので、稽古への出欠は自己判断でお願いしました。
ということで集まったのは、つっちー(土橋建太)、ゲンゲン(斉藤厳)、けんちゃん(入澤建)の3人プラス、ワタクシ(松井みどり)の4人。
稽古の準備をしてまったりしていたら、電車で移動中の演出(菊池敏弘)から「なんかやってて!」の指示。
そうだよねーってことで、4人で「サボテンの花」の稽古を始めました。
4人なので、なるべく全員が本役でできる最初の方の1章を。
ワタクシ、この日はもう雪用のブーツですよ。仕事先では「松井さん、雪ん子みたいですね」と言われたいう完全防備。
ゲンゲンも、長靴でかなりの距離を歩いて稽古に合流。
「昔はこんなの履かなかったのになぁ」なんてぼやいてましたが、すごく教頭先生っぽくありません?
あれこれやっているうちに予定より1時間遅れて演出が到着。電車、動いてたけどノロノロ運転でしたからね。
これでこの日の稽古参加者が、全員集合!
全員揃ったところで「サボテン」をそのまま稽古。この日は演出から役について、今までより明確な指示が出ました。
指示というか、いつも通り演出のイメージを伝えていましたが、これがなかなか大変なことがあります。
例えば、役者が考えていた役のイメージが、演出が考えていたものと大きく離れていた場合。これは結構あります。こういう時は違いがわかれば修正できるのですが、少し時間がかかるのが、役者が演出のイメージをはっきりつかめない場合。
それぞれの感性の違いがあるので、こういうことがあると、役者側が「なるほど、そういうことね!」と理解するまでに時間がかかることがあります。私なんか、本番中に「あ!そうか!」と思ったこともあります(^^;;
役者は役者で、演出は演出でいろいろ考えたり悩んだりするんですが、私はこういう時間ってとても貴重だと思います。
違う人間がお互いの想いをすり合わせていく作業って、大変ですけど結果的には作品の理解がものすごく深くなると思うからです。
みんなで作品を作っていく醍醐味ですね。今回もたっぷり楽しもうと思っています。
その後は前日にみんなで作ったシーンを演出がブラッシュアップさせたものを、みんなで試してみました。
予想していたよりテンションの高い、面白いシーンになりました〜。本役でやるのが楽しみ^_−☆
チケット予約は、おかげさまで順調です。土曜日の昼に続いて、土曜日の夜も半分ほどご予約いただきました。ありがとうございます!土曜日のご来場をお考えの方は、どうぞお早めにご予約ください(*^^*)