vol.12 作品決定!
先日、開催日程が決まったMido Labo vol.12ですが、作品の許諾が取れましたので、上演作品をお伝えします!
・「サボテンの花」宮部みゆき(「我らが隣人の犯罪」文春文庫より)
・「うたかた」浅田次郎(「見知らぬ妻へ」光文社文庫より)
今回は、エンタメ系(とまとめてしまうのは失礼ですが)の二大巨匠の作品をご覧いただきます。
「サボテンの花」は、10年くらい前から2度ほどひとりで読んでいる大好きな作品。Mido Laboの仲間の力を借りて、どんな形になるか楽しみです。
「うたかた」は、現実とファンタジーが絶妙に絡んだお話で、切ないけど温かい…そんな気持ちにさせてくれます。
「サボテンの花」が収録されている「我らが隣人の犯罪」は1993年、「うたかた」が収録されている「見知らぬ妻へ」は2001年に第1版が出ているので、結構前の作品ということになるのでしょう。お2人とも多彩な方で、いろいろなタイプの小説を書いていらっしゃいますが、この2冊はおススメです。観てから読むか、読んでから観るか。どちらにしても、ぜひ原作もお読みいただきたいなぁと思います。
そしてvol.12のテーマは「優しい植物」。この2つのお話の中には、とても印象的に植物が使われています。別に植物メインの話ではありませんが、お話の中で生きている人間たちを、植物はどんな気持ちで見ているんだろうなぁ…という、私の妄想から生まれたテーマです。
さぁ、作品が揃いました!素敵な仲間たちと、どんな風に立体化していけるか、今から楽しみです。どうぞご期待ください♪