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Mido Laboについて


Mido Laboは、松井みどりが2015年2月に立ち上げたプロデュース公演です。

そもそもは松井が自分の勉強のために始めました。2008年から演劇も含めて様々な舞台活動をさせていただきまして、とても充実していたのですが、一方で「ここで止まっていてはいけない。もっと自分自身の表現の幅を作り、レベルアップしていきたい」という気持ちが常にありました。

そこで、他ではできないことを試してみよう、ということで立ち上げたのがMIdo Laboです。

最初は出演者は松井ひとり。ギターの竹内道郎さんと2人での舞台でした。そのうちにいろいろなアイディアが出てきて、いろいろな方々に手伝っていただき、現在のようにたくさんの仲間と一緒に舞台を作るようになって、まもなく3年を迎えます。

Mido Laboはラボ(実験室)ですから、とにかく思ったこと、気が付いたことはやってみよう!というポリシーがあります。その結果「違うな」と思えばやめて、「いい!」と思えば採用する…もちろんお客さまに観ていただくことを前提にですが、表現になるべく制約を加えず、自由な表現を心掛けてきました。

しかしその結果、「本を持たないのは朗読じゃない」「朗読なのに動いている」ということで舞台を楽しめなかった、というお客さまもいらっしゃいました。

そこで私たちは「リーディングトリップ・シアター」と名乗り、「具体的なセットを使わず、小説の地の文とセリフで物語を立ち上げる舞台」を目指すことにしたのです。これも、最低限の定義だけをして、自由な表現もお客さまに楽しんでいただこう、と思ったためです。ですから、「リーディングトリップ・シアター」って、別にそれ自体は新しいものでもなんでもなく、むしろこのような表現の総称のようなイメージなんです。

そんな変遷をしてきたMido Laboですが、おかげさまで「この演出はMido Laboらしいね」などと言われることも増えてきました。特にそういうものを意識したつもりはないのですが、長くやってくるとそういうこともあるんですね。

それでも、Mido Laboの中には「培ってきたものを守りながらも、常に新しいものにチャレンジする気持ちを忘れない」というベースがあります。他とは全く違う斬新な演出!ということではなく、見せ方や表現の仕方に「ふーん」と思っていただけることがひとつでもあるといいなと思っています。

そんな気持ちでvol.12も丁寧に作り上げていきたいと思っております。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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