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Mido Labo ミラクル~椅子編1


公演が無事終わり、プライベートの帰省も終わり、日常が戻って来ました。いつもそうですが、終わってしまうとあっけないなぁ…と、ちょっと寂しくなります。

でも!今回はもう気持ちは次回へ!たくさんの方に観ていただき、感想をいただいたことで、何か次に向かう原動力をいただけた気持ちです。次回作品などすでに考え始めていますが、しばらくは今回の公演の裏話などをお話しします~。

さて、今回の公演では大きな2つのミラクルがあったのですが、そのひとつが椅子にまつわるお話。

何度かMido Laboをご覧いただいている方は気づかれたと思いますが、今回から椅子を変えました。というか、今まで使っていたスツール?のような椅子は、下北沢亭の椅子なんです。

舞台はこんな感じでした。写真はvol.10の「緋色の記憶」の時のもの。椅子は赤、黒、白と2つずつあるのかな。クールな感じで雰囲気はあるのですが、バーなんかのスツールと同じなので、とても重たい。そして座面までが高い。男性はいいのですが、女性は小さい方だと安定が悪かったんですよね。

で、今回は共演者のお店から椅子をお借りすることになっていました。実際お借りして、本番用の椅子で稽古をしたのが本番2週間ほど前の衣装付き通し。

今回「かばん屋の相続」は男性が6人登場し、5人はスーツ。結構圧迫感というか、重厚感というか、そういうものがある舞台でした。その通しを見た演出が、そういうものに、椅子が負けている…言い出したのです。

気軽にサッと出して座れる、というタイプの椅子だったので、軽くて取り回しやすいのですが、そう言われてみるとスーツには軽いかなぁ?椅子を動かすシーンがあるので簡単に動かせるのはいいのですが、ちょっと触っただけで動くのも困る…。

私もそう思い始め、今後のことも考えて、じゃあ椅子買うか!ということになりました。それが本番1週間前。

さぁ、どんな椅子にするか?演出のイメージでは、黒くて背もたれがない丸椅子。ネットで調べまくりました。

ところが、ナチュラル、ブラウン系の丸椅子はいっぱいあるのですが、黒い丸椅子ってないんですね~。楽天、アマゾン、Yahooなどいろいろ調べた結果、これならいいかも…っていう椅子がようやく見つかりました。それが、最初にお見せした椅子です。

実際、舞台上でスーツを着た役者が座るとこんな感じ。なかなかバランスが良かったんですよね~。スーツの重厚感に負けてない!しかも足がちょっと外側に出ているので、少しぶつかってもズレない。座面が大きいので男性も座りやすい…と、いいことずくめ!

結果的にこれを買って大正解だったのですが、本番で使うまでにはちょっとしたミラクルがあったのでした…。

それについてはパート2でお話しします!

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