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体中でものを見る男・宅悦


灸閻魔(やいとえんま)の宅悦(たくえつ)は、

元は目開きの按摩でした。


ところが病を得て

目が見えなくなってしまいます。


又市と懇意にしていて、

時には彼の仕事を手伝うこともある宅悦。

そういう意味では

小悪党の一味とも言える存在です。


「ものは眼で視るもんじゃねェ」


己の持つ様々なものを駆使して

世間を見るようになった宅悦は、

目でものを見ていた時には

気づかなかったことを学び、


生き馬の目を抜く江戸で

ひとり生き抜いてきました。


毒づきながらも又市を信頼し、

恋愛沙汰にはとんと疎く、

しかし気の良いところがある宅悦。


その独特の語り口、

風貌が物語の中で際立ちます。

その存在感をぜひお楽しみください。


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Mido Labo vol.19

「嗤う伊右衛門2024」

2024.10.2~6@サンモールスタジオ

 
 
 

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