ストーリー
Mido Laboについて
Mido Laboについて、関係者について
Mido Laboについて
Mido Laboとは、
2015年にスタートした、
松井みどりの
自主プロデュース公演です。
特にカテゴリーにはとらわれず、
その時面白いと思ったものを
舞台化してきました。
Mido Laboに所属しているのは
代表の松井みどりと
演出の菊池敏弘のみ。
他の出演者の皆さんは
その作品によってお願いしている、
いわゆるユニット形式の団体です。
とはいえ、毎回のように
出演してもらっている
役者さんもたくさんいるので、
ゆるい繋がりがあるのが心地よいと
個人的には思っています。
稽古では時に参加者の意見を聞きつつ、
菊池が交通整理をします。
そんな創造的な場で
作品作りをしています。
Mido Labo スタイル
について
Mido Laboでは一貫して
小説を舞台化してきました。
私たちのこだわりは、
小説を脚本化することなく、
地の文を生かして
それぞれの作家さんの世界観を
表現すること。
原作をお借りして上演している
私たちとしては、
やはりその作家さんの言葉を
大切にしたいのです。
しかしもちろん
表現のサイズが違うので、
原作の言葉を全て
お伝えすることはできません。
物語の真髄をきちんと理解した上で
舞台サイズに構成する
菊池が作る脚本も、
Mido Laboスタイルの大きな要素です。
原作ファンの方に
違和感なく楽しんでいただき、
未読の方には「原作を読みたい!」
と思っていただける舞台を
目指しています。
「想像する」という
読書の楽しみをそのままに、
長編小説をたった数時間で
視覚や聴覚情報も取り入れながら、
よりリアルに体感できる
Mido Laboスタイル。
作品の中に没入するカタルシスを
ぜひお楽しみください。
過去上演作品
vol.1 紅雲町珈琲屋こよみ1
「紅雲町のお草」吉永南央
vol.2 紅雲町珈琲屋こよみ2
「クワバラ、クワバラ」吉永南央
vol.3 紅雲町珈琲屋こよみ3
「萩を揺らす雨」吉永南央
vol.4 紅雲町珈琲屋こよみ4
「長月、ひと雨ごとに」吉永南央
vol.5 紅雲町珈琲屋こよみ5
「霜月の虹」吉永南央
vol.6 紅雲町珈琲屋こよみ6
「睦月に集う」吉永南央
vol.7 紅雲町珈琲屋こよみ7
「弥生の燈」吉永南央
vol.8 紅雲町珈琲屋こよみ8
「皐月の嵐に」吉永南央
vol.9 紅雲町珈琲屋こよみ9
「文月、名もなき花の」吉永南央
vol.10 記憶の底へ…
「緋色の記憶」日下圭介
「遠い記憶」高橋克彦
vol.11 遺す者 遺された者
「かばん屋の相続」池井戸潤
「ささのは さらさら」重松清
vol.12 優しい植物
「サボテンの花」宮部みゆき
「うたかた」浅田次郎
vol.13 アコガレノヒト
「天城越え」松本清張
「人でなしの恋」江戸川乱歩
vol.14 サファイア
「サファイア」湊かなえ
「ガーネット」湊かなえ
vol.15 この夜の中で
「ささのは さらさら」重松清
「遠い記憶」高橋克彦
vol.16 マイライフ(コロナのため中止)
「シエ」浅田次郎
「夜警」米澤穂信
vol.17 「嗤う伊右衛門」京極夏彦
vol.18 「春琴抄」谷崎潤一郎
vol.19「嗤う伊右衛門2024」京極夏彦
松井みどり
Mido Labo代表。
元フジテレビアナウンサー。
「人前で読むということ」をライフワークとして追求し、様々な実験の場として2015年にMido Laboを立ち上げる。
Mido Laboで小説を舞台上に立ち上げる舞台を作りながら、小説を読むのではなく演じる「小説劇」という朗読表現を作り出す。
現在は俳優として舞台活動を行いつつ、2024年に「小説劇コミュニティカレッジ」を立ち上げ、オンラインをメインにしたレッスン活動にも力を入れている。
菊池敏弘
Mido Labo 演出家。Mido Labo vol.1から全作品の脚本・演出を手掛ける。
役者として「ナオミとカナコ」「HERO」など数多くのドラマや、「アフラック」「新三共胃腸薬」「ファンタ」などのCMに出演。
役者としての基礎を学んだ和田勉氏の影響から「演出は最初の客なので、私を楽しませてください」と、出演者にはよく話している。
演出中は役者陣によく意見を求める。最終的には自分で決めるが、多くの目で見た意見の中からベストなものをチョイスする手腕に定評がある。
その演出を買われ、最近では外部演出も増えている。