伊右衛門プロジェクト、始動!

皆さん、こんばんは!2021伊右衛門プロジェクト、ついにスタートしました!

このプロジェクトは、今年の9月に上演するはずだった京極夏彦さんの「嗤う伊右衛門」を次回公演までにさらに深めようという目的のもと、定期的に参加予定の役者さんたちに集まってもらい、読み合わせをしたり、作品理解について話し合ったりする、というものです。

とはいっても、まだ新型コロナウイルスの先行きが読めない中、上演時期も決められないという不安定な状況。それでも集まってくれる役者の皆さんには、本当に感謝です!

この日はひとりを除いてすべての役者さんがそろいました。今回はメンズが多いです。はじめましての方もいて、とてもいい緊張感がありました。ひとり机ひとつ。贅沢にソーシャルディスタンスを取り、手指消毒、1時間に1回の換気と、感染予防対策もばっちりです。

そして、和室ですよ!伊右衛門だから、というわけではありませんが、ちょっと雰囲気が出ますね(^^)

まずは主宰、演出から今回のプロジェクトについて説明。そして自己紹介と、作品についての感想をひとりずつ話してもらいました。「面白い!」「これをどうやってやるんだろう…」「このシーンが面白かった」などなど、様々な感想が出ましたよ。

そしていよいよ本読み!台本はファイルの形で読んでもらっていましたが、印刷したものを読むのは初めて。

今回は初の長編作品の上演なので、これから台本もさらにブラッシュアップしていかなければなりません。

そのためにも、まずは声に出して読んでもらいます。もうすでに自分なりのイメージを持って読む人、難しい漢字に悪戦苦闘する人など様々でしたが、この本読みを聞いただけで、とても面白かった!さすがに皆さん達者な方ばかりなので、イメージできるシーンが多くありました。

京極夏彦さんの独特の世界観。それを壊さぬよう、さらにイメージを膨らましていただけるように、これから時間をかけて練り上げます。

とてもいい顔合わせになりました。本来ならこの後懇親会へと流れるのですが…大人数での会食ということで、今回は自粛しました。飲んだり食べたりしながら大声でしゃべる、というのが良くないんですよね。それが楽しいのですが…はぁ。

次回は8月末に集まることになりました。だいたい月に1回のペースで集まることができればと思っています。次回はもっと写真を撮ります!お楽しみに(^^)

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