リーディングトリップ・シアター
Mido Labo vol.12 「優しい植物」
決して自ら働きかけることなく
人をただひたすら優しく見守る植物たちは、
いったい何を想っているのだろう…
「サボテンの花」宮部みゆき(「我らが隣人の犯罪」文春文庫より)
「うたかた」浅田次郎(「見知らぬ妻へ」光文社文庫より)
日時:2018年3月1日(木) ①14:00 ②19:30
2日(金) ③14:00 ④19:30
3日(土) ⑤13:00 ⑥18:30
場所:下北沢亭 東京都世田谷区代沢5-29-9 2F
料金:①③ 3200円 ②④⑤⑥ 3500円(いずれも1ドリンク付き)
全席自由
出演:松井みどり 土橋建太 佐野陽一 竹内道郎 斉藤厳 石上貴子
金純樹 入澤建 菊池敏弘
演出:菊池敏弘
スタッフ:米本千晴 金川美咲 百鳥花笑
映像撮影:一柳道隆
フライヤーデザイン:平野秀隆
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「サボテンの花」
定年を間近に控えた権藤教頭は、6年1組の子供たちが卒業研究として
「サボテンの超能力」という課題を選んだことを擁護したとして、
他の教師や父母から突き上げられる。大学生の秋山徹とともに
子供たちの自主性を守ろうと奮闘する権藤教頭。
果たして卒業研究発表会は無事に終わるのか。
「うたかた」
40年近く前に建てられた大型団地に住む、70代の老女が餓死した。
通帳には金も残っているし、子供たちとの関係も申し分ないというのに、
満開の桜の中で餓死という最期を選んだ木暮房子という女性…。
高度経済成長の時代を生き、子供たちを育て、夫に先立たれた房子が
最後まで大切にしていた想いとは。